【ととけん】2016年2月問題
Q1. ひな祭りや婚礼の席には縁起物としてこの貝のお吸い物がつきものです。うま味と栄養もたっぷり、茨城県が全国の半分以上を生産するこの貝を選びなさい。[2010年(第1回)3級(初級)から出題]
?シジミ
?サザエ
?ハマグリ
?アワビ
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【解答】?ハマグリ
【解説】二枚貝であるハマグリは、各々の組み合わせでないとピッタリ合わない。これを夫婦の絆になぞらえ、転じて女子の貞操の象徴とされた。このためひな祭りや婚礼の席で出される。
Q2. 凍った湖面に穴をあけてこの魚を釣る光景は冬の風物詩です。脂肪分が少なく淡泊で丸ごと食べられるため、カルシウム・リン・鉄分などを摂取できます。江戸時代に将軍に献上して大変喜ばれたことから公魚と呼ばれた歴史をもつこの魚を選びなさい。[2010年(第1回)2級(中級)から出題]
?ワカサギ
?マイワシ
?キス
?ウナギ
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【解答】?ワカサギ
【解説】常陸国麻生藩(現在の茨城県)が徳川11代将軍徳川家斉にワカサギを献上したところ、将軍家が大変気に入り、以来御用達となったことから公魚という漢字があてられたと伝えられている。
Q3. 魚の漢字は色や形、四季の移ろいなど様々なものを表しています。下記より、おいしい時季に由来しているといわれるものを選びなさい。[2012年(第3回)1級(上級)から出題]
?鯥
?鯵
?鰈
?鰰
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【解答】?鯵(あじ)
【解説】鯵は旧暦の3月頃が旬であるため‘参’を付けたといわれる。鯥は“ムツ”という音から“睦”という字が連想されることから。鰈は“葉のように平たい魚”の意。鰰は“ハタハタとどろくかみなり(神鳴り)”を意味し、鱩とも書く。
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