【ととけん】2017年7月問題
Q1.日差しが強くなって麦わら帽子をかぶりだす夏に旬をむかえるこの魚介は、“麦わら”と呼ばれています。関西では半夏生に食べる風習がある、下線部に入るこの魚介を選びなさい。
[2016年(第7回)3級(初級)から出題]
①アワビ
②サザエ
③タコ
④タラ
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【解答】③タコ
【解説】日本でタコが食べられ始めたのは弥生時代ともいわれ、昔から親しまれてきた。半夏生とは夏至(一年で最も日中が長い6月21日頃)から数えて11日目、2017年は7月2日。田植えが終わり、稲がタコの腕のように四方八方に根付くことを祈る意味があるといわれている
Q2..こんがり焼いた身に醤油をさした時のジュッという音がたまらないサンマ。7月になるとある港の“サンマ初出荷”というニュースが流れ、いよいよサンマシーズンの幕開けとなります。この漁港を選びなさい。[2010年(第1回)2級(中級)から出題]
①根室
②気仙沼
③女川
④銚子
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【解答】①根室
【解説】夏7月頃に北海道から南下を始め、秋には三陸沖から房州沖にさしかかる。脂肪には生活習慣病を予防し、脳細胞の働きを活発にするDHAやEPA(IPA)といった不飽和脂肪酸が豊富に含まれている。
Q3.細長い棒状の魚体の3分の1はあろうかという長いくちばしを持つ個性的な姿の魚。身肉部分が少なくコストパフォーマンスはいまひとつともいえますが、極上の味を持ち希少なことから料理人の憧れの的。夏に旬を迎えるこの魚を選びなさい。[2014年(第5回)1級(上級)から出題]
①サヨリ
②アカヤガラ
③ダツ
④ギンポ
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【解答】②アカヤガラ
【解説】四国や九州で水揚げされるアカヤガラは、細長く赤い棒状の魚体。そのうち3分の1近くがくちばしのようになっていて体長は2mほどにも及ぶ。刺身や上質な脂のだしが活きるお吸い物などにも用いられる。魚体全体についている尾ビレと背ビレの形状から“矢柄”の名が付いた。縦笛を思わせることから鹿児島や山口では“フエフキ”と呼ばれている。
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