【ととけん】2016年12月問題
Q1.食べごたえもあり大人気のタラバガニですが、分類上はカニの仲間ではありません。タラバガニの仲間を選びなさい。[2015年(第2回)3級(初級)から出題]
①ザリガニ
②シャコ
③エビ
④ヤドカリ
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【解答】④ヤドカリ
【解説】かつてタラ漁の網によく入っていたことから、鱈場にいるカニの意味でタラバガニの名が付いた。ハサミを除くと脚の数がズワイガニなどは8本だが、タラバガニは6本しかない。
Q2.海の幸、山の幸をたくさん盛り込んだ仙台雑煮の豪華さは全国屈指といわれます。決めてはある魚の焼き干しでとっただし。だしに使われる石巻市長面産のこの魚を選びなさい。[2015年(第6回)2級(中級)から出題]
①焼きアゴ
②焼きイワシ
③焼きエビ
④焼きハゼ
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【解答】④焼きハゼ
【解説】伊達政宗の気風を受け継ぐ仙台雑煮は豪華そのものだ。焼きハゼをだしに使い、しょうゆ味の汁に野菜、イクラなどが入り、仕上げに出汁をとった後の焼きハゼを豪快に盛り付ける。長面浦は広葉樹林に囲まれた栄養豊富な入り江。焼きハゼはここで獲れる新鮮なハゼを薪でじっくり焼き上げ、そのまま1週間燻して作られる。
Q3.川底の岩や小石の下にひっそりと休んでいるかのように生息していることから、魚へんに“休”をつくりにあてた、漢字表記が“鮴”の魚を選びなさい。[2015年(第6回)1級(上級)から出題]
①ウグイ
②ゴリ
③ハゼ
④ボラ
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【解答】②ゴリ
【解説】“鮴”は、日本で作られた国字であり、ゴリの他にメバル、マテ、コチもこの漢字が使われる。 “ゴリ”の名で呼ばれる魚は地方によってさまざまだが、カジカの仲間である金沢のゴリは、川底をゴリゴリと押して驚かせて捕獲する様が半ば強引にも見えることから “ごり押し”という言葉の由来といわれている。①のウグイは“鯏”、③のハゼは“鯊”、④のボラは“鯔”が一般的な漢字表記である。
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