【ととけん】2017年1月問題
Q1.江戸前の寿司職人などが使う、白身魚の旬をあらわす「冬のヒラメに夏のマコ」という言い方があります。マコが指す魚を答えなさい。[2011年(第2回)3級(初級)から出題]
①カレイ
②コチ
③サワラ
④タイ
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【解答】①カレイ
【解説】マコガレイのこと。なにかと対比される白身魚の代表格ともいえるヒラメとカレイの違いの1つに旬がある。マコガレイは3月中旬頃に江戸前で出はじめ、夏になると常磐地方などに産地が移る。寒ビラメとも呼ばれるヒラメは冬が旬。
Q2.日本海の冬の味覚を代表するズワイガニ。独特な風味のみそや卵、なかでも内子が絶品のズワイガニのメスをさす石川県での呼び名を選びなさい。[2010年(第1回)2級(中級)から出題]
①松葉ガニ
②越前ガニ
③香箱(こうばこ)ガニ
④加能(かのう)ガニ
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【解答】③香箱(こうばこ)ガニ
【解説】③以外は全てズワイガニの雄をさす。鳥取では①松葉ガニ、福井では②越前ガニと呼ぶ。④加能ガニは石川県沖で獲れ、橋立港や金沢港で水揚げされたもの。
Q3.ある魚の白子(精巣)は、魚自体より高値のつくことがあります。津軽地方では正月にこの魚づくしのお膳が整えられます。この白子の俗称のうち誤りを選びなさい。[2011年(第2回)1級(上級)から出題]
①雲子
②菊子
③タツ
④タデ
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【解答】④タデ
【解説】マダラの精巣・白子は、地域によって雲子あるいは菊子と呼ばれ、築地市場の通称はタツやタチ。ちなみにタデ(蓼)は刺身のつまなどにして食用する植物。
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