《第1回無料!》なつこの浜日々
浜の生活ってどうだろう。暗いうちから海に出て、朝日を背に魚を獲り市場へ揚げる漁師たち。常に海と対話し、時には癒やされ、時には畏れを抱く日常がそこにある。漁業団体の広報を経験した久保奈都子さんが、福島・いわきの実家で沿岸漁業に関わりながら漁師の日常を見つめる浜の日々をお楽しみください。
2025年12月18日
港がある日常 私が通った小学校には、「港を走ろう会」という行事があった。全校児童が参加する、真冬の漁港を走るマラソン大会だ。冷たい潮風を受けながら、半袖半ズボンで走った。魚市場の建屋を中心にコースが…
2025年10月22日
漁師と天気 沿岸漁業の漁師の家族は自然な流れで家業に関わることが多い。私は物心ついた頃から、何かしら家業の役に立てることがうれしかった。例えば、網仕事をしている時に、「そこを持ってピンと張っておいて…
2025年9月9日
忘れられない進水式 わが家の漁船は私が10歳の時に新造した。祖父から父に代替わりをするタイミングだったと思う。もう四半世紀も前のことだが、今でも進水式の様子は覚えている。その日は学校を早退した。知り…
2025年8月7日
月に一回通っているいわきの海沿いのネイルサロン。そこのネイリストは私と同じく漁師の娘で、幼い頃はよく港で遊んだ友人だ。両親が水揚げ作業をしている傍ら、海に糸を垂らしてみたり、岸壁の生き物を探したり…
2025年7月3日
魚を獲る難しさと魅力 漁に出るためには、事前に海況情報を集める。漁師歴30年以上の私の父は、気象庁、海上保安庁、民間の気象会社などいくつもアプリをスマートフォンに入れて、頻繁にチェックしている。この…
2025年6月2日
海と生きる知恵 福島・いわき市では夏の間だけウニとアワビの潜水漁が解禁になる。この漁は「採鮑(さいぼう)漁業」と呼び、地先ごとに、資源と経営を維持するための細やかなルールを決めて操業を行ってきた。 …
2025年4月28日
漁師は朝が早い。父の仕事を手伝おうと思うと、とにかく早起きがいちばんのハードルになる。なぜそんなに早く起きる必要があるのかと、最初は不満に思っていた。「働き方改革しなよ」なんて軽口をたたいたくらい…
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