<魚屋新時代>角上魚類草加店・後編 新しい魚との接点増やす
2025年10月27日

魚を売るポイントは?
黄色い帽子の達人「親切係」に聞こう
店内どの売場にもいてくれて「少しでも困ったら、いつでも質問できる」という店員の身近さも、角上魚類が支持される理由の一つといえる。そのうえで「親切係」と書かれた、黄色い帽子をかぶる店員がいたら、迷わずに相談をしてほしい。
連日、圧倒的な量の魚を捌き、切り揃える技術力で生まれた商品もある。クロマグロの「すじトロ」は、中トロのように脂が多く、味もよいが筋が多い部位だ。筋外しの手間はあるが、その分仕入れ値が抑えられ、お得な価格で販売できる。
魚食を広げる工夫は?
新しい魚も知って「食べたい」を促す

刺身盛り合わせにも「新しい味を知ってもらいたい」と、多彩な魚を盛り込む。中村店長は部門長に「面白い魚をどんどん推して」と声を掛ける。「売れ行きが悪かったら売り方を変えてみる」というスタンスだ。
鮮魚売場に並ぶ魚を、惣菜でも販売する。惣菜コーナーの商品を気に入り「もっと食べたい」と、翌日に丸魚で再挑戦する人もあるそうだ。
惣菜の魚も仕入れは鮮魚と同じ。そのため、アジフライ一つとっても、仕入れ値を反映して価格は変わる。「面倒ではあるが、それが強み。安く仕入れられたらその分、お客さまに還元したい」と、魚好きを喜ばせている。
=見どころプラスワン=

関連キーワード
週間ランキング
1
燃油高騰で値決め苦悩、マグロ価格「何が正解か」 外貨も1250円に到達
2026年4月10日
2
最大養鰻国・中国の相場低迷、日本市場が受ける影響は 日本鰻輸入組合理事長に聞く
2026年4月9日
3
サケふ化施設の陸上養殖転用など 養殖・加工強靭化議論の論点整理を 自民党水産総合…
2026年4月8日
4
25年度陸奥湾ホタテ2万トン割れ 高水温響き48年ぶり低水準 平均単価、過去最高…
2026年4月7日
5
遠洋漁業支援策研究を 自民イラン情勢合同会議、全漁連・大日本水産会にヒアリング
2026年4月13日
6
50メートルロープに500キロ弱 ワカメ養殖に手応え 銚子漁場実態調査
2026年4月8日
7
ウナギCITES問題 資源評価は水研機構が継承 論文賞の田中氏研究
2026年4月10日
8
燃油安定確保へ緊急決議 生産続けつつ窮状訴え JF全漁連が代表者会議
2026年4月10日
9
イカ情報 ペルー、アメアカ漁獲枠30万トンに拡大 日本は在庫調整で様子見
2026年4月7日
10
TikTok動画投稿で売上増加 ヤマニ野口水産、若年層への浸透に効果
2026年4月10日
