<魚屋新時代>魚河岸中與商店武蔵小山店・前編 デパ地下から路面店舗へ

店舗のコンセプトは?
常時25~30種 丸魚が稼ぎ頭
武蔵小山商店街パルム内の同店は、入った瞬間の魚屋感に圧倒される。多種・大量の丸魚が並ぶ対面売場と、お勧めをアピールする店員の掛け声。デパ地下店舗の印象が強い中島水産グループの印象とは異なる手法で、魚好きを喜ばせる。
開店当初からこのボリュームだったわけでない。対面販売の特徴を生かし、お客さんとの会話の中から献立づくりをサポートしてきた。三枚おろしなどの一次加工は無料。こうした気配りが丸魚へのハードルを下げ、扱いを徐々に増やした。
豊洲市場を中心に全国の産地バイヤーともつながる中島水産のネットワークを生かして、日々さまざまな魚を集荷、毎日通っても飽きることがない。
他店にない強みは?
地域に密着した毎日使える店に

「系列店で食べたあの魚を、ここでも食べたい」とのリクエストを受け、採用したこともある。地域の人たちにもカスタマイズされ、客層は若い人から家族連れ、高齢者までさまざま。多くの世代に支持されている。
路面店タイプの魚河岸中與商店は、今年3月にハッピーロード大山商店街(板橋区)、4月に糀谷商店街(大田区)にもオープンした。同様に丸魚の対面販売を行っている。毎週土曜日に丸魚を買いに来て、家で調理する小学生もいるそうだ。
開店から3年目になる店舗運営について、吉田課長は「地域密着型で毎日来て、使っていただける店にしたい」と意欲を示した。
=見どころプラスワン=

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