売り場づくりのヒントに 魚の新歳時記・1月
◆二十日正月(20日)
20日の「二十日正月(はつかしょうがつ)」は、正月に迎え入れていた年神様が帰る日であり、正月飾りを片付ける「祝い納めの日」とされている。「骨正月」の別名もある。正月に食べる年取り魚をこの日に、骨まで残さず食べ尽くすことで一年の豊漁を願う。最後に残る部位が頭であるため、「頭正月(かしらしょうがつ)」と呼ぶ地域もあるという。
年取り魚は主に西日本でブリ、東日本ではサケだが地域で異なる。佐賀県南部の鹿島市では、フナにコンブを巻いて煮込んだ「ふなんこぐい」という郷土料理をこの日に食べる。これを仕込むため、前日19日の早朝には生きたフナを販売する「ふな市」が開かれる。
◆山形の庄内地方で「寒鱈まつり」(18日、25日)
山形県北西部の庄内地方では、18日に鶴岡市で「日本海寒鱈まつり」、遊佐町で「鱈ふくまつり」が開かれる。25日には酒田市で「酒田日本海寒鱈まつり」の開催だ。真冬の日本海で漁獲されたマダラをぶつ切りにし、骨も内臓も余すことなく大鍋に入れて、味噌仕立ての鍋にする。最後に肝を溶いてコクを出す。
「どんがら汁」とも呼ばれる郷土料理「寒鱈汁」を、冷たい風が吹き、雪もちらつく屋外で食べるのは格別だ。
◆ほかにもこんな魚の日
・佐久鯉誕生の日(6日)、ひものの日・明太子の日・さんま寿司の日・イトウの日(10日)、おむすびの日(17日)、コラーゲンの日(26日)、寒の土用丑の日(今年は27日)週間ランキング
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