<魚屋新時代>魚河岸中與商店武蔵小山店・後編 丸魚との距離を縮める

魚を売るポイントは?
対話で考える献立 声をかけてお得に
「売り上げ構成比のトップ」という丸魚だが、皆がそのまま持ち帰るわけではない。8割程度のお客さんが、三枚おろしなどの一次処理を頼むという。取材をしたのは午後1時過ぎだったが、丸魚を挟んで店舗スタッフとお客さんの会話が多いことに気付いた。
丸魚は四季折々、産地により獲れる魚種も味も異なる。見慣れない魚も多く並ぶが、興味を示した人には「白身でクセのない魚。こうして食べたら」と提案も、積極的に行う。
魚食を広げる工夫は?
同じ魚を姿を変えて多様な食べ方で提案

店の奥へ進むと、同じ魚がサク取りや切身で並び、パックの刺身や寿司、惣菜なども含め多様な食べ方を提案する。その土地ならではの食べ方でも味わってもらおうと、調味料や地元商品を交えることもあるそうだ。
そのうえで毎月1回くらいのペースで、マグロの解体ショーとサク取り販売も実施。お客さんと魚の距離を近づけ、飽きさせない工夫を凝らしている。
持ち帰り寿司も豊富だが、全アイテムの中の比率は、百貨店の店舗よりも少ない。吉田課長は「ここが伸びしろ」と勘案する。路面店ならではの手頃な価格帯で、百貨店同様に豊富な種類のコーナー作りを展望している。
=見どころプラスワン=

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