<水産インフルエンサー名鑑>(5)カニカマハナコ カニカマがくれた青春
2026年5月25日
水産業界が抱える課題の一つが魚離れだ。一方、近年では水産の魅力を発信する“水産系インフルエンサー”が活躍の場を広げている。魚食復活の担い手として注目される彼らの素顔や取り組みを紹介していく。
カニカマハナコさんはカニ風味カマボコ、いわゆるカニカマに魅了され、カニカマ料理研究家として日々カニカマのおいしさを発信している。これまで生み出してきたレシピは2000件超。いまやカニカマの普及活動はライフワークとなっており、“第二の青春”を謳(おう)歌している。

スギヨのカニカマを手にするハナコさん ハナコさんはもともと、専業主婦だったが、カニカマの元祖(株)スギヨのカニカマに出会って人生が一変した。60歳を過ぎて打ち込めることを探す中、趣味の一環として交流サイト(SNS)でカニカマのアレンジレシピ投稿をスタートしたのが活動のきっかけとなった。
「味、栄養価、汎(はん)用性ともに万能なカニカマの魅力を引き出したい」との思いから、趣向を凝らしながらひたむきに発信を続けていくと、徐々に知名度が向上。全国放送のテレビ番組からもオファーがかかり、さらに注目を集めていった。
ただ順風満帆とはいかず、2024年にはカニカマに出会うきっかけをくれたスギヨが能登半島地震によって被災。復興のために何かできないか考えている最中に、活動の中心で3万人以上のフォロワーがいたインスタグラムのアカウントが乗っ取り被害によって閉鎖せざるを得ない状況に追いやられた。

新しいユーチューブチャンネル 目標としていた2222件の投稿まであとわずかだったタイミングということも相まって、意気消沈。引退の2文字も頭に浮かんだという。ただ「こんな終わり方は駄目だ。スギヨさんはもっと大変な中でも前を向いてがんばっている」と活動再開を決心。この機会に気軽に料理をする人が多く活用している動画投稿サイト・ユーチューブチャンネル「カニカマハナコのカニカマの世界」を開設してショート動画に主戦場を移して新たな門出をきった。
撮影も編集も未経験だったが、手探り状態で投稿を始めた。「完璧ではないかもしれないが、料理もそれくらい肩を張らずに作れることが伝わればうれしい」といい、失ったものはあったが「ほかのショート動画を勉強のために見るようになり、見識が広がった。これもカニカマのおかげ」と笑顔をみせる。
現在では目標としていた2222投稿を通算で達成した。「自分がおいしいと思ったものしか掲載しないと心に誓っているので、道のりは長かった」と振り返りつつ、今後は数字で区切るのではなく「生涯をかけてカニカマに恩返ししたい」と熱意を燃やす。
カニカマハナコさんはカニ風味カマボコ、いわゆるカニカマに魅了され、カニカマ料理研究家として日々カニカマのおいしさを発信している。これまで生み出してきたレシピは2000件超。いまやカニカマの普及活動はライフワークとなっており、“第二の青春”を謳(おう)歌している。
アレンジレシピで魅力発信

「味、栄養価、汎(はん)用性ともに万能なカニカマの魅力を引き出したい」との思いから、趣向を凝らしながらひたむきに発信を続けていくと、徐々に知名度が向上。全国放送のテレビ番組からもオファーがかかり、さらに注目を集めていった。
ただ順風満帆とはいかず、2024年にはカニカマに出会うきっかけをくれたスギヨが能登半島地震によって被災。復興のために何かできないか考えている最中に、活動の中心で3万人以上のフォロワーがいたインスタグラムのアカウントが乗っ取り被害によって閉鎖せざるを得ない状況に追いやられた。

撮影も編集も未経験だったが、手探り状態で投稿を始めた。「完璧ではないかもしれないが、料理もそれくらい肩を張らずに作れることが伝わればうれしい」といい、失ったものはあったが「ほかのショート動画を勉強のために見るようになり、見識が広がった。これもカニカマのおかげ」と笑顔をみせる。
現在では目標としていた2222投稿を通算で達成した。「自分がおいしいと思ったものしか掲載しないと心に誓っているので、道のりは長かった」と振り返りつつ、今後は数字で区切るのではなく「生涯をかけてカニカマに恩返ししたい」と熱意を燃やす。
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