岩手ウニ漁、シケ多発で前半は不振 6月末で前年比7割減
2026年7月8日
全国2位の水揚量を誇る岩手県のウニが不漁だ。原因は春先からのシケ多発。度重なる高波や海水の透明度の低さなどで満足な操業ができず、JF岩手漁連のむき身の共販実績(6月末現在)は前年比7割減にとどまっている。漁業者は漁期終了の8月末までに巻き返しを期待しているが、今月に入っても海況の改善はみられず、歯がゆい状況が続いている。
今年は沿岸水温がここ数年と比較して低く、ウニの餌となる海藻も繁茂していることから、漁期前から磯焼けで低調続きだった身入りの改善が期待されていた。実際、5月上旬に漁が開始されると、漁獲は冷水下でも動きが活発な小型に偏重したものの、身入りは良好なものが多かった。
ただ、海況は「近年でいちばん悪い」(関係者)というほど悪天候が多発。本来盛漁期となる6月に入っても同様で、県漁連によると「まだ口開けできていないところもあるし、開けても通常の10分の1しか獲れないこともざらにある」という。
その影響を多大に受け、4~6月の県漁連のむき身の共販実績は、数量が前年比66・4%減の14・8トンにとどまっている。同じくシケが多かった2024年同期(22・4トン)を下回り、近年の実績では最低だ。供給の細りで価格は高騰しており、平均単価はキロ1万8842円。過去最高となった昨年(1万6582円)をさらに上回った。
今月からの漁期後半で状況の改善が期待されるが、産地では「まだシケは多いし、海水の透明度も低い」と満足に操業できない状況が続いている。
県漁連では、「通常は盆で操業を終える漁業者が多いが、今年の状況を鑑みると8月末のぎりぎりまで続ける人もそれなりにいるはず」とみており、巻き返しに向け早期の海況改善に期待を寄せている。
今年は沿岸水温がここ数年と比較して低く、ウニの餌となる海藻も繁茂していることから、漁期前から磯焼けで低調続きだった身入りの改善が期待されていた。実際、5月上旬に漁が開始されると、漁獲は冷水下でも動きが活発な小型に偏重したものの、身入りは良好なものが多かった。
ただ、海況は「近年でいちばん悪い」(関係者)というほど悪天候が多発。本来盛漁期となる6月に入っても同様で、県漁連によると「まだ口開けできていないところもあるし、開けても通常の10分の1しか獲れないこともざらにある」という。
その影響を多大に受け、4~6月の県漁連のむき身の共販実績は、数量が前年比66・4%減の14・8トンにとどまっている。同じくシケが多かった2024年同期(22・4トン)を下回り、近年の実績では最低だ。供給の細りで価格は高騰しており、平均単価はキロ1万8842円。過去最高となった昨年(1万6582円)をさらに上回った。
今月からの漁期後半で状況の改善が期待されるが、産地では「まだシケは多いし、海水の透明度も低い」と満足に操業できない状況が続いている。
県漁連では、「通常は盆で操業を終える漁業者が多いが、今年の状況を鑑みると8月末のぎりぎりまで続ける人もそれなりにいるはず」とみており、巻き返しに向け早期の海況改善に期待を寄せている。
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