<記者席>ブリは赤潮を知っている
「ブリは赤潮が来ないところが分かっている」と話すのは、長元信男前全国海水養魚協会会長。2009年、10年には鹿児島のJF東町漁協管内でも大規模な赤潮が発生したが、長元前会長は海中に潜って赤潮、魚の様子を確認。「ブリはイケスの底へ頭を下げて潜ろうとしていた」といい、「海底へ行ったら赤潮の細胞数が少ないことを魚は分かっている」。こうした特性を生かして沈下式イケスの導入などを進めてきた。今後は「赤潮に強い人工種苗の開発も進めてほしい」。
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