<水産インフルエンサー名鑑>(2)水産庁ぎょぎょチャンネル お堅いイメージ覆す
2026年2月24日
水産業界が抱える課題の一つが魚離れだ。一方、近年では水産の魅力を発信する“水産系インフルエンサー”が活躍の場を広げている。魚食復活の担い手として注目される彼らの素顔や取り組みを紹介していく。

松沢リーダー(中央)を中心に現「ぎょぎょチャンネル」のメンバー お堅い官公庁のイメージを覆す、若手職員ならではのユニークな視点から水産施策を分かりやすく伝えているのが、農林水産省公式ユーチューブチャンネル「BUZZ MAFF(ばずまふ)」を運営する29チームのうちの一つ「水産庁ぎょぎょチャンネル」だ。400万再生超えのショート動画「刺身を食べる時の違い」に代表される魚食や、企業・インフルエンサーとのコラボ、白書などを題材にしたクイズ対決などが人気だ。
役所なのに「ここまでやって大丈夫か」という不安を覚えるくらい踏み込んだ演出で、視聴する国民が分かりやすいと感じ、興味をもってもらえる動画づくりをしている。
現在、水産庁から大臣官房広報室に出向中のリーダー・松沢伸係員、2021年立ち上げ時からの創設メンバー・漁政課広報班の青木友寛課長補佐、国際課の林優里係員、漁業保険管理官の早川知希係員の4人と、編集中心にサポートで漁港漁場整備部事業課の猪瀬裕哉係員が加わる形で運営している。
主力の4人は、日々の多忙な業務の合間を縫って1本の動画を企画、撮影、編集、公開まで一人でこなしているのが大きな特徴だ。省内外の定期研修で、直近の動画傾向や制作の方法論、炎上対策などを学べる場も整っている。クリック率や視聴継続時間、インプレッション数(コンテンツ表示回数)を検証し、飽きさせない動画にするにはどうしたらよいかを分析して次へと生かす。

クリスマスにちなんで「シャケ」布教のお作法を動画化した 直近ではクリスマスイブにサケ食を呼び掛けた「コンプライアンスに配慮したシャケの布教活動」が6万回近く再生された。魚の消費が落ちる中、今やテレビ以上に一般国民の目に触れる機会が多いユーチューブ上で、魚を食べる魅力・豊かさ・楽しさを届ける。一般になじみの薄い「海業」の発信についても民間企業と連携した動画を作成するなど、今後も力を入れる。
個人のスキルを磨くと同時に、インフルエンサーの最大の武器となる強烈な個性をもった後継者の発掘も進めている。ミナミマグロの消費不振やオオズワイガニの台頭といった場面では、庁内や団体からの声を基に関連動画も制作してきた。業界全体の広報役としても取り上げてほしい話題に常にウェルカムの姿勢で望む。
水産施策発信、業界の広報も

役所なのに「ここまでやって大丈夫か」という不安を覚えるくらい踏み込んだ演出で、視聴する国民が分かりやすいと感じ、興味をもってもらえる動画づくりをしている。
現在、水産庁から大臣官房広報室に出向中のリーダー・松沢伸係員、2021年立ち上げ時からの創設メンバー・漁政課広報班の青木友寛課長補佐、国際課の林優里係員、漁業保険管理官の早川知希係員の4人と、編集中心にサポートで漁港漁場整備部事業課の猪瀬裕哉係員が加わる形で運営している。
主力の4人は、日々の多忙な業務の合間を縫って1本の動画を企画、撮影、編集、公開まで一人でこなしているのが大きな特徴だ。省内外の定期研修で、直近の動画傾向や制作の方法論、炎上対策などを学べる場も整っている。クリック率や視聴継続時間、インプレッション数(コンテンツ表示回数)を検証し、飽きさせない動画にするにはどうしたらよいかを分析して次へと生かす。

個人のスキルを磨くと同時に、インフルエンサーの最大の武器となる強烈な個性をもった後継者の発掘も進めている。ミナミマグロの消費不振やオオズワイガニの台頭といった場面では、庁内や団体からの声を基に関連動画も制作してきた。業界全体の広報役としても取り上げてほしい話題に常にウェルカムの姿勢で望む。
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