2026年4月13日(月)

<魚屋新時代>Carry On・後編 目指す「いつ来ても楽しい店舗」

2025年12月22日

磯川桂一郎さん
磯川桂一郎さん
 10月末、愛知・常滑市に日本一の魚系ユーチューブチャンネル「きまぐれクック」を運営する「かねこ」さんが手掛けた体験型・海鮮スポット「うお一番」が誕生した。鮮魚店を軸に飲食店やオリジナル商品の物販などを行う複合施設で、連日大盛況となり「魚離れ」を全く感じさせない勢いをみせている。店舗を手掛ける(株)Carry Onの磯川桂一郎さんに話を聞いた。

売り方の工夫は?

エンタメ性高めた対面販売

 鮮魚店の醍醐(だいご)味である対面販売に力を入れている。同店では昔ながらの活気ある雰囲気づくりや珍しい魚を扱うからこそのキメ細かな提案に加え、魚を捌く様子をライブ配信するモニターを設置するなど、新たな取り組みにも挑戦している。“きまぐれ”でかねこさんが登場することなど含め、エンタメ性を高めて来店客を喜ばせている。

珍しい魚も並ぶ対面販売コーナー
珍しい魚も並ぶ対面販売コーナー
 一方、交流サイト(SNS)も積極的に使っている。入荷情報の告知を発信するだけではなく、施設内を録画・撮影可能にすることで店内の盛り上がりやイートインコーナーで食べる様子などを自由に拡散してもらっている。

 また、投稿やかねこさんの動画へのコメントにより購買データでは拾えない客の反応や意見が日々寄せられており、それを商品ラインアップや店舗運営の改善に役立てるなど、他店ではなかなかみられないSNSや動画投稿サイト・ユーチューブを活用した店舗づくりへの工夫がなされている。

今後の展開は?

将来的には夜も飲食営業

 現在の営業時間は鮮魚店が午前10時~午後7時、飲食店が午前11時~午後5時。飲食店では朝食や昼食の需要を満たすことはできたが、夕食の営業を期待する声も多い。仕込みの準備などの関係で店を閉めざるを得ない状態にあるが、人員の状況やオペレーションが慣れてきた頃合いをみて対応を検討しているようだ。

期間限定品の追加が検討されている飲食店のメニュー
期間限定品の追加が検討されている飲食店のメニュー
 それだけではなく、飲食店のメニューは季節を感じるような期間限定品の追加も考えており、鮮魚店内に設けられたイートインコーナーで食べられる商品のアップデートなどにも前向きだ。品揃えをさらに魅力的にしつつ、盛り上がる解体ショーといった不定期イベントも継続して「いつ来ても楽しめる店舗」を目指すという。

=見どころプラスワン=

 海鮮BOXは、高級魚から見たことのない珍しい魚までランダムに入った「その日のお楽しみ」の逸品。ボリュームと値頃感が話題となり、「朝いちばんで買えたらラッキー」というほどの人気になっている。店内は宅配受け付けも完備しているため、飛行機で訪れた客や観光を控えた人も安心して購入できる。

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