<魚食にっぽん>サバ味噌煮缶で目指せ100種 ご当地と味変で、第1弾が発売 vol.175

1948年創業の缶詰メーカーの伊藤食品は2006年まで、自社ブランド商品(NB)はもたず相手先ブランドによる生産(OEM)一本で勝負する会社だった。方針転換したのは07年で、少しずつNB生産に着手。おかっぱ頭の愛らしい女の子キャラクターが目印の「あいこちゃん」シリーズは11年に誕生した。
「美味しくて安心」というモットーを実現するために、味の面はもちろん、化学調味料や食品添加物不使用のブランドとして商品設計。ヘルシー志向の高まりやたびたび起こるサバ缶ブームに乗る形で成長し、今や「あいこちゃん」シリーズが会社の缶詰生産の屋台骨になるまでに成長してきた。
100計画が昨秋始動

このたび商品化に至った第1弾商品は、「北海道味噌(北海道編)」「秋田味噌(秋田編)」「江戸甘味噌(東京編)」「八丁味噌(名古屋編)」「西京味噌(京都編)」「九州麦味噌(九州編)」の「ご当地味噌」シリーズ6種類と、「柚子味噌煮」「酒粕味噌煮」「生姜味噌煮」「白胡麻味噌煮」「花椒ラー油味噌煮」「カレー味噌煮」の味変「味噌ぐるめ」シリーズ6種類だ。

ご当地フェアで出番も

イベント企画で注目を浴びた「金のサバ缶詰」の「巨大しゃちほこ」展示のように、「『あいこちゃん』シリーズの伊藤食品が『また何か面白いことをやっている』と口コミで認知度が高まり、王道のレギュラー商品の売れ行きにも好影響が出てくれば」などと話す。
味噌の種類を変えただけの「ご当地味噌」シリーズに加え、全体的にバランスを調整している「味噌ぐるめ」シリーズは開発に時間がかかるとのことだが、第2弾、第3弾と開発を進め、「100計画」の完遂に向けた努力を続ける。
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