マサバの主力産地である千葉・銚子の記録的な不漁により、豊洲市場の取扱数量は1~6月、過去20年で最も少ない入荷となった。その中でも奮闘したゴマサバは、九州を中心に[....]
マアジは旬を挟む上半期、本来主体となる長崎、佐賀、鳥取など西日本の水揚げが低調だったことから、豊洲市場の入荷も減少。水揚げの減少により産地の冷凍・加工相場が高騰したことから、取引価格も堅調に推移した[....]
茨城県が取り組む県内初の養殖マサバが、15日に初出荷されることが決まった。連携協定を結ぶ横浜冷凍(株)などと約1年かけて育て、350~500グラムの出荷サイズに成長。刺身で食べられることを売りに県内[....]
岩手県の秋サケ漁は、依然として前年に届かない記録的な不漁が継続し、魚価の高騰が目立っている。 「岩手県の秋サケ漁獲情報」本紙参照[....]
自民党のさけ・ます増殖推進議員連盟(会長・鈴木俊一衆院議員)の総会が29日、衆院議員会館で開かれ、来遊・水揚げの減少に加え、種卵の圧倒的な不足など、平成以降最も深刻な状況となっているサケ・マス増殖事[....]
岩手県の秋サケ漁は、記録的不漁といわれた前年を大幅に下回る水揚げが続き、高値が目立っている。10日までの県の集計によると、沿岸漁獲量は9201尾、24・6トンで推移し、前年同期の2割に満たない状況だ[....]
JFおおいた香々地支店と漁業者、豊後高田市、大分県で組織する市水産振興養殖事業促進協議会(高嶋信次会長)は、昨年度からガザミ(ワタリガニ)養殖に取り組んでいる。不漁が続く特産の「岬ガザミ」を補完する[....]
昨年のタコの年末商戦は、さまざまな水産物の魚価が上がった中での商戦だったが、今年は軒並み年末に動く主要魚種の価格が落ち着きをみせてきている中で、タコだけが厳しい状況となりそうだ。特にアフリカ原料が厳[....]
マグロが不漁続きだった佐渡島で、両津地区の両津湾内に仕掛けた2つの定置網組合の網に10月30日朝、大型のクロマグロが4本掛かり、久しぶりの活気に沸いた。東京・豊洲市場の翌31日のセリにかけられた。[....]
今シーズンの生鮮サンマは、歴史的不漁といわれる直近5年の前半戦の中では、最も水揚数量がまとまったものの、相場は堅調だ。水揚げの内訳をみると、9月後半に揚がったサイズは100グラムの小型が中心で、10[....]
「戻りガツオ」のシーズンを迎えた生鮮カツオは9月中旬から、宮城・気仙沼の釣り・まき網物に脂が乗っている。水揚数量も不漁だった昨年よりはまとまっているものの一昨年と比較すると少ないため、鹿児島、長崎・[....]
宮城・名取市閖上のゆりあげ港朝市で24日、恒例の「さんま祭り」が開かれた。秋の味覚を炭火焼きにして味わう大人気イベントで、北海道産の生サンマ2000尾が無料で振る舞われ、大勢の家族連れや観光客で賑わ[....]
サンマ漁は主力の100トン以上の大型棒受網漁船が出漁してから1か月が経過した。ここまでの水揚げは昨年を上回るものの、なお低水準の範囲内で、この先、ロシア二百カイリ内での漁場形成やさらなる漁獲ペースア[....]
北海道南部の函館および近郊地区には、優れた技術力をもつ水産食品メーカーがひしめく。従来、主力原料としてきたスルメイカは今期も不漁に見舞われ、原料環境は厳しさが続くが、各社は不屈の開発精神と長年培って[....]
Q1. 主に干物として活用されます。徳島県では姿ずし「ぼうぜ寿司」が祭りのごちそうとして親しまれています。この魚の正式名を選びなさい。[2022年(第13回)3級(初級)から] ①イボダイ ②カサゴ [....]
西アフリカ産のタコは、心配されていたモロッコの地震の影響は沿岸域では特に見受けられないもよう。それよりも今夏の西アフリカ全体の貧漁が日本への供給減少につながり、国産の不漁も加わって、年末の売場構成が[....]
水産庁は8月31日、省議での承認を得て2024年度水産予算概算要求、税制改正要望を財務省に提出した。河村仁漁政課長は資源管理、成長産業化、漁村の活性化、水産基盤・漁港機能の再編と集約化の4つの軸を挙[....]
生鮮カツオが一年間で最も多く水揚げされる7、8月は、宮城・気仙沼中心で上場し、例年並みの水揚げがあった。しかし、昨年は6月から不漁だったことから、今年は産地の冷凍・加工相場が高く、突然獲れなくなった[....]
ビンナガの輸出が再拡大している。財務省の貿易統計によると、6月の冷凍ビンナガ輸出は3440トンで、前年同月の約3倍に跳ね上がった。5月中旬以降、房総から東北南部海域に近海竿釣り船の濃厚な漁場ができ、[....]
5月8日から新型コロナウイルスが5類に分類されたことに伴い、直後の団体総会や各種イベントの開催記事で「4年ぶり」という文字が躍った。久しぶりに行動制限のない夏を迎えて、インバウンドも順調に回復。社会[....]
大規模な環境変動で生態系が大きく変動していることが次々と明らかになってきた。水産資源についても、気になるトピックがいくつか報告されている。例えば、サンマの不漁は沿岸の海水温の上昇で、魚群が寒冷な沖合[....]
今夏のモロッコタコ船凍船の漁模様がみえてきた。全体的に今夏の西アフリカタコは貧漁予想であるうえ、国産も不漁と、年末に向けての売場構成が難しくなりそうだ。[....]
生鮮スルメイカは、6月から石川、福井、8月からは青森で水揚げがあるものの、不漁といわれた直近5~6年とは比にならないほどに水揚量は減少。これまでにない高相場で推移しており、量販店・スーパーで扱える価[....]
水産研究・教育機構は7月31日、水産資源研究所が取りまとめた太平洋のサバ類とイワシ類、マアジの長期漁況予報(8~12月)を公表した。マサバの来遊量は、まき網漁業で漁獲量が多い犬吠以北の海域で、大不漁[....]
およそ14年にわたって、業界のあらゆる危機に対応してきた中山嘉昭前会長のかねての願いを受け止め、6月末に会長職のバトンを引き継いだ。足元では不漁、魚価高、電気代の高騰、多核種除去設備等処理水(ALP[....]
水産庁は14日、ニホンウナギ稚魚の2023年漁期(22年11月~23年10月)における5月末時点の池入れ数量と平均取引価格を発表した。漁期前半に大不漁の観測が広がって一時キロ300万円超えの場面があ[....]
例年にない不漁続きで、市場全体が焦りと危機感に包まれていた新潟佐渡島近海の定置網によるクロマグロ漁。こうした中、待ちに待った重さ161キロの大物クロマグロ1本と、身が引き締まった長さ3メートル、10[....]
日本缶詰びん詰レトルト食品協会(日缶協、浦上博史会長)は23日、2022年の缶詰・ビン詰、レトルト食品の生産統計を発表した。品目別にみると、ツナ缶(マグロ・カツオ類)が7年ぶりに生産量トップとなった[....]
石川県水産総合センターは19日、今年5月の小型イカ釣りによるスルメイカの水揚げ状況をまとめた。水揚数量はわずか27トンで、不漁年だった前年(132トン)の約2割、過去5年平均(393トン)の7%にと[....]
自民党水産政策推進議員協議会(鈴木俊一会長)は15日、党本部で総会を開き、2024年度予算獲得を目指した水産政策の推進にかかる決議を採択した。決議は、不漁および物価高騰などによる漁業経営への機動的な[....]