2023年10月5日
今シーズンの生鮮サンマは、歴史的不漁といわれる直近5年の前半戦の中では、最も水揚数量がまとまったものの、相場は堅調だ。水揚げの内訳をみると、9月後半に揚がったサイズは100グラムの小型が中心で、100グラム以上の鮮魚サイズの割合が少なかったことから、高相場が続いているようだ。
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漁業情報サービスセンター(JAFIC)の情報サイト「おさかなひろば」によると、シーズン入りした8、9月のサンマ水揚数量は6603・6トン(前年同期比68・3%増、一昨年比32・0%増)と、2019年以降の歴史的な不漁が続いた5年間の中では最も数量がまとまった。[....]