2026年2月26日(木)

<記者席>構造改革と新展開の両面支援

2025年4月11日

 ◎…自民党の水産総合調査会の2つのPTが個別ヒアリングまで終了した。「水産業強靭化PTで(やる気のある漁業者を応援するうえで)進める必要がある構造的な改革を検討する一方、海の地方創生PTで(本業だけで立ち行かない漁業者を)海業などの新展開を後押しするプロジェクト体制は、私の中でははまっている」と話したのは、小泉進次郎会長。「どちらか片方だけをみているわけではない。方向性が大きく変わったことをご理解いただけるメッセージと(政策)メニューを用意しないといけない」と、提言の取りまとめに向け気を引き締めていた。

 ◎…「ぜひ今年も全国からお越しください」と呼び掛けるのは、青森・むつ市で「海峡サーモン」を養殖・販売する北彩生産組合の濱田勇一郎組合長。今年も即売会に加えて、サーモンレースやつかみ取りなどを企画した恒例イベント「大畑海峡サーモン祭り」の開催が6月15日に決まった。昨年の来場者は5000人を超え、「年々県外のお客さまも増えてきた」という。今シーズン初水揚げは4月中旬ごろを予定し、生産量も昨年比1割増を見込む中「もっと多くの方に楽しんでもらいたい」とやる気をにじませていた。

 ◎…宮城・石巻市桃浦地区で養殖カキの生産と加工を行う桃浦かき生産者合同会社にこの春、秋田の水産高校を卒業した安田茉央さんが仲間入りした。新田拓哉代表社員は入社式で「数ある会社の中から選んでくれたことに感謝したい」とフレッシュな新戦力を大歓迎。続けて穏やかに諭すような口調で「海の仕事は楽しいことばかりではない。しかし成功した時の喜びや達成感が大きい」と訓示し、先輩社員とともに「桃浦の未来を一緒につくっていこう」と呼び掛けた。(仙台)

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