冬の日本海で漁獲されるズワイガニで、豊かな食卓へ 濃厚な甘みと繊細な身質
2025年11月25日
冬の日本海、荒波の下で育まれ漁獲される、日本海産ズワイガニの水揚げが本格化している。新潟県では先行して10月1日から、また、富山県から島根県にかけての1府6県(日本海系群A海域)では11月6日に漁が解禁された。ほかのカニの追随を許さない濃厚な甘みと繊細な身質は、丁寧に取り扱う漁獲時から、高鮮度のままに市場へ水揚げ、その後の選別、続く流通まで含め、長年にわたる産地の技と情熱で維持されてきている。冷え込みとともに需要は拡大し、この冬も食卓を豊かにする味覚として欠かせず、安定した水揚げが期待される。日本海のズワイガニ資源の管理については、各種課題はあるものの、とりわけA海域については科学的根拠に基づき、地域経済まで考慮した取り組みが進められている好例として知られる。今期はシケも少なく、小型船の操業も比較的堅調で水揚量は総じて多め、さらに、北海道産のオオズワイガニの影響などもあるとみられ、現時点では一部の大きめのサイズを除き、供給量が需要を上回っているとみられ、やや安めで推移している。日本海のズワイガニについて、各地の動向を紹介する。
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