「由比桜えびまつり」がJF由比港漁協、由比桜海老商工業協同組合などで組織する同まつり実行委員会の主催で、11日、静岡市清水区の由比漁港で開かれた。不漁や新型コロナウイルスの影響により5年ぶり開催とな[....]
東京・豊洲市場のシラス干入荷の上場量が、兵庫・淡路島周辺の水揚げのまとまりでやや回復している。ただ、昨秋以降長く続いた全国的不漁の影響と、水揚げがあるのが同産地だけとなっていることで、思ったほどに出[....]
水産庁の有識者検討会は7日午後、海洋環境の変化に対応した漁業のあり方に関する提言を公表した。座長を務めた宮原正典よろず水産相談室代表は提言について、「今、操業している漁船の自由度をどう上げられるか、[....]
宮城県の気仙沼港でビンナガの水揚げが好調だ。5月中旬から本格的にスタートし、月末までの短期間に4253トンを揚げた。記録的な不漁だった昨年とは打って変わり、豊漁だった3年前に迫る勢いもみせ、地元関係[....]
盛漁期入りした生鮮カツオをめぐり宮城県の気仙沼港が27年連続の水揚げ日本一に向けて順調な滑り出しをみせている。記録的不漁の影響で6月にズレ込んだ昨年とは異なり、ほぼ例年並みの今週15日に第1船が入港[....]
◆サンマ資源管理措置で合意 IUU漁船リスト4隻増加 3月22日から24日まで、北太平洋漁業委員会(NPFC)第7回年次会合が札幌市において開催されました(ウェブ会議を併催)。NPFCは、北太平洋公[....]
米国アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)が先ごろ公表した今夏のサケ・マス漁獲予想によると、ベニザケはブリストル湾の大幅な下方修正で、また豊漁年のマスはサウスイースタン(SE)の不漁予想で、ともにトータル[....]
生鮮カツオの主産地の中で首都圏市場へのアクセスが最もよい千葉・勝浦港は4月、不漁にあえいだ前年(106トン)の16倍、過去6年で2番目となる1697トンの水揚げ(漁業情報サービスセンター運営の「おさ[....]
米国アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)はこのほど、2023年漁期のサケ・マス漁獲予想を1億8900万尾と発表した。マスの豊漁年でプリンスウィリアム湾(PWS)を主体にマスが増加する見通しだが、もう一つ[....]
全国すり身協会(北海道網走市、会員5社)が発表した3月の北海道産陸上スリ身生産は、主力のスケソウスリ身が太平洋側を中心としたスケソウの不漁により約6年半ぶりの低水準にまで落ち込み、全体の大幅な減産に[....]
ニュージーランド(NZ)から生鮮ミナミマグロの輸入が増加して、各地の魚市場で取引が活発化している。供給が減った国産マグロなどの代替として、円安の逆風下でも商社や卸が集荷に力を入れているため。市場や飲[....]
水産庁は19日、海洋環境の変化に対応した漁業のあり方を考える検討会(座長・宮原正典よろず水産相談室afc.masa代表)の第3回会合を農林水産省会議室で開催した。2021年度の不漁問題検討会の取りま[....]
理研ビタミン(株)の子会社である理研食品(株)は14日、岩手・大船渡市綾里地区に水産業専門紙を対象に、地元の漁協、漁業会社と共同展開するワカメ養殖事業の現場視察会を行った。漁協の担い手不足による空き[....]
東京・豊洲市場のシラス干相場は、年度替わりしてからの低調入荷で再び引き締まっている。3月にはしばしばキロ1000円割れもみえていた相場は、再び安値でも2000円まで持ち上がった。前年の秋漁の不漁が尾[....]
東京・豊洲市場の2022年度卸売会社別取扱高が1日までにまとまった。新型コロナウイルスに伴う外食への営業規制が早いうちに緩和されて業務用市場としての本領発揮の一年となった。国内の不漁や輸入魚の買い負[....]
北太平洋漁業委員会(NPFC)は22~24日の3日間、札幌市内のホテルで第7回年次会合を開き、サンマの年間総漁獲枠を、2022年までの33万3750トンから25%削減し、25万トンとすることを決めた[....]
極洋は24日、一時休売していたサバ缶詰について、安定供給にめどが立ったことから、5月8日から順次再開すると発表した。再開するサバ缶詰は28品。昨年から続いている記録的な国産サバの不漁や水揚げされるサ[....]
春漁本番を前に石巻魚市場(株)(佐々木茂樹社長)で16日、受け入れ態勢を話し合う全体会議が開かれた。主力魚種のコウナゴ(イカナゴ)が不漁続きで「今年も極めて厳しい」とされる影響か、参加した買受人は例[....]
三菱重工マリタイムシステムズ(株)(岡山・玉野市)で建造が進められていた水産庁の漁業調査船・開洋丸が完成し、13日に同所で引渡式が行われた。増大する資源調査・評価や、不漁要因解明などのニーズに対応す[....]
年明け以降の北部太平洋海域(常磐―犬吠沖)は、マイワシの漁獲が好調に推移している。最大の水揚げ港である銚子漁港は、まき網漁業で1月は1万5650トン、2月は3万6390トンを揚げ、2か月で5万トンを[....]
昨年の11月1日から自民党の若手水産議員(当選1回)は、長谷川淳二議員(写真)を座長に「水産に係る勉強会」を開催し、燃油や配合飼料の高騰などに対応した漁業経営セーフティーネット構築事業、不漁などに備[....]
水産庁は22日、自民党水産部会(滝波宏文部会長)・水産総合調査会(石破茂会長)合同会議で報告し、海洋環境の変化に対応した漁業のあり方を考える検討会を立ち上げることを明らかにした。イカ、サンマ、サケに限[....]
各道県調べによる全国の秋サケ漁は、東北各地も1月末で実質終了した結果、2022年度の全国水揚げは8万4791トンで確定した。三陸が前年に続く大不漁に終わったことで、水揚げの大半が好転した北海道の実績[....]
極洋は3日、同日出荷分からサバ缶の販売を一時休止したと発表した。 国産サバの記録的な不漁が続いているうえ、水揚げされるサバの小型化が進み、品質を維持しながら安定供給を続けることが困難と[....]
日本漁船保険組合の三宅哲夫会長は東京・千代田区内幸町の組合事務所で単独会見に応じ、「漁船の高船齢化、主要魚種の不漁、資源減少に加え、いまだ収束しない新型コロナウイルス禍、ロシアのウクライナ侵攻による[....]
自民党水産部会(滝波宏文部会長)水産総合調査会(石破茂会長)合同会議が24日、東京・永田町の党本部で開かれ、水産庁は前日召集された第211通常国会に、漁港漁場整備法など4法の改正案を提出すると報告し[....]
岩手県の秋サケ漁は、12月末時点で前年の最終実績を何とかクリアした。ただ、この段階で2年続きの大不漁が確定しており、原因究明が急がれるところだ。 「岩手県の秋サケ漁獲情報」本紙参照[....]
漁業者の相互扶助の理念に基づき、自然災害や不漁、魚価安などによる損失を補填し、中小漁業者の再生産と漁業経営のセーフティーネットとして大きな役割を果たしているのが「ぎょさい」(漁業災害補償制度)だ。そ[....]
近年、道東のブリやマイワシの豊漁、スルメイカやサンマの不漁など各地で魚種・漁獲量の変動が起きている。この10年ほどで水揚げ魚種はどう変化したのか、2010年、16年、直近の主要漁港のデータを比較。各[....]
北海道日高管内で獲れる水産物のベストイレブンを決める日高振興局の「HiFA2022?Hidaka?BLUE」の投票結果がこのほど発表された。 HiFAとは「Hidaka Fish Award」の略[....]