岩手県の秋サケ漁は12月上旬になっても回復せず、上旬10日間の沿岸漁獲量はわずか8130尾、重量換算24トンにとどまった。前年同期の91・5%減と1割にも満たず、この結果、同日までの累計漁獲量は17[....]
Q1. ハンドボールと出世魚である○○を融合したゆるスポーツ「ハンぎょボール」が○○の街、氷見市でブームとなっています。得点をすると脇に抱えた○○のぬいぐるみが出世して、だんだん大きくなっていくことで[....]
国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)が英国・グラスゴーで10月31日から始まり、11月13日に閉会した。気候変動は海洋にも大きな影響を及ぼしている。サンマやスルメイカやサケなどの不[....]
自民党の水産部会(長峯誠部会長)・水産総合調査会(浜田靖一会長)合同会議は24日、水産庁が提示した総額1272億円の2021年度水産関係補正予算案を了承した。漁獲変動による収入安定対策に向けた「積立[....]
秋サケの不漁や輸入物の減少で鮭卵不足が続く中、国内で醤油イクラや味付け筋子加工に用いられる冷凍卵の輸入が始まった。ただ、コロナ禍でのコンテナ手配が遅延しており、通関手続きが大幅に遅れている。買付数量[....]
近年、不漁が続く東北方面の秋サケ漁だが、今年も今のところ前年に輪をかけて低調で、11月に入っても上向く兆しがうかがえない。 「東北3県の秋サケ旬別沿岸漁獲推移」本紙参照[....]
宮城県の石巻魚市場でマダコ相場が高騰している。春先までは落ち着いていたが、休漁明けの9月に急騰。関係者を「未曽有」と驚かすキロ1000円台後半の超高値が続き、先月の平均は前年比2・4倍となる1687[....]
水産業界でも独特な動きをしてきたウナギ養殖業は近年、一時のシラスウナギ不漁と相場高騰をきっかけに資源管理に対する世間の目が厳しくなり、対応のため急速に制度化が進められている。[....]
北海道南部の函館地区には伝統と技術力のある多くの水産加工メーカーがひしめいている。近年は主力原料としてきた国産スルメイカの不漁が続き、厳しい原料事情を強いられているが、多くの業者は不屈の精神で新たな[....]
北海道定置漁業協会(中村憲二会長)は21日、道に対し、秋サケ不漁対策と、道東を中心とした太平洋沿岸で発生している赤潮被害対策について要請した。 要請には中村会長、森祐、八木忠宏、馬場浩一の3副会長[....]
千葉県の主要漁港における2021年春季のカツオ漁は、ひき縄漁は全体的に水揚量は低水準だったが不漁が続いた直近3か年を上回った。竿釣り漁は前年よりよかったが例年よりは少なく、上向きはみられなかった。千[....]
2年ぶりの豊漁年となったアラスカのマスは今シーズン、二大漁場のサウスイースタン(SE)とプリンスウィリアム湾(PWS)がともに本来のスケールを回復し、近年では4番目に多い1億5000万尾台に乗せて終[....]
漁済連(宮原淳一会長)は、2021年度上半期の「ぎょさい」「積立ぷらす」の支払い状況をまとめた。それによると、支払共済金で223億円、払戻金(積立ぷらすの漁業者積立額と国庫分の合計額)で580億円の[....]
天然ブリの漁獲が北海道で好調だ。冬が旬のイメージが強い魚だが、近年はひと足早い秋に道内の漁港での水揚げが増加。首都圏にも出回っており、不漁が続くサンマや秋サケなどに代わる新たな「秋の主役」になりつつ[....]
岩手県は1日、県内3か所のサーモン養殖「区画漁業権」をJF久慈市漁協、JF宮古漁協、JF新おおつち漁協に免許した。秋サケをはじめとする主要魚種の不漁が続く中で、既存漁業に代わる岩手の新たな魚類養殖の[....]
10月から始まる今漁期の遠州灘海域を主漁場とする静岡県海域のはえ縄によるトラフグ漁況について、県水産・海洋技術研究所は1歳魚の資源が非常に低く、2歳魚以上の大型魚を主体に8・5トン(推定、前年比13[....]
北海道の秋サケ定置網漁がスタートした。昨年は一昨年に続き4万5000トン台の大不漁となり、親製品、イクラ製品とも供給量そのものが少なかったため、消化が進み、在庫薄という状況の中で新物シーズンを迎えた[....]
ねり製品にとって欠かせない北米スケソウスリ身の価格が急騰している。背景には新型コロナウイルスの感染拡大による影響とスケソウの不漁・小型化があり、需要に対して生産が追い付いていない。[....]
東京・豊洲市場に20日、昨年より約1か月遅れで新サンマが初入荷した。小型棒受網船により水揚げされた魚で、数量は72キロ。平均サイズは一尾120グラム弱で、価格はキロ当たり高値は3万円、安値でも2万5[....]
昨年の国内のサンマ水揚げは前年比27%減の2万9566トン(全さんま集計)と、2019年に続き2年連続で棒受網漁本格化(1950年)以降の最低記録を更新した。不漁を反映し、平均単価は52%高のキロ4[....]
ロシア極東のサケ・マス漁は、ベニの不漁がほぼ確定的となる一方、これまでハイペースで積み上がってきたカラフトマスの水揚げにもブレーキがかかってきた。極東全体の漁獲量は44万トンを超えて、引き続き好調な[....]
宮古市の委託を受けてJF宮古漁協(大井誠治組合長)が陸上養殖していたホシガレイが10日、2期目の初出荷を迎えた。昨年1月の採卵から1年8か月(20か月)の成育期間を経て出荷された20尾は、大きなもの[....]
サンマ流し網漁は7月の漁獲が史上初めてゼロに終わった。 同漁は7月8日に解禁を迎えたが、今期操業に向け道の検査を受けていた10隻はいずれも出漁しなかった。シケ模様だったこともあるが、近年の不漁続きで[....]
主要魚種の不漁が長期化し、将来への不安が増す中、魚類養殖の後進地といわれる北海道でも、サケ・マス養殖の事業化に向けた取り組みが動き出した。去る7月13日、道は有識者らで構成する「魚類等養殖事業化推進[....]
岩手・久慈市で養殖されているギンザケが「久慈育ち琥珀サーモン」のブランド名で売り出されることになった。JF久慈市漁協(皀健一郎組合長)が実施する試験養殖の最終年度に合わせたブランド化の一環。すでに商[....]
国において開催されてきた「不漁問題に関する検討会」の取りまとめが先般公表された。これはサンマ、スルメイカ、サケの大不漁を踏まえた要因分析と、今後の施策のあり方などを検討したもの。私はこの検討会の開催[....]
漁港漁場新技術研究会(橋本牧会長)は6月30日、講師に前水産研究・教育機構理事長で、現在は「よろず水産相談室」の代表を務める宮原正典氏を招き、特別講演会を開いた。宮原氏は、水産庁の不漁問題検討会の座[....]
米国アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)によると、ブリストル湾のベニザケ漁は引き続き順調に推移しており、現地6日の漁獲量は278万尾と今シーズンの最多を更新した。 同湾のベニ来遊は、米独立記念日の4日[....]
生鮮カツオ相場が記録的な安値で推移している。主因は新型コロナウイルス禍による業務筋需要減退。昨年から続く傾向だが、久々の漁獲好転で水揚げが一気に膨らんだため、供給過剰状態となって下落に拍車が掛かった[....]
日本の重要な水産物であるスルメイカは現在記録的な不漁に陥っており、これを主対象とした“イカ釣り漁業”は、外国漁船の無秩序な漁業も影響して安定した操業が困難となっています。また、イカ加工関連業界におい[....]