養殖ホシガレイ 宮古漁協2期目出荷

2021年8月13日

宮古魚市場に10日初出荷された養殖ホシガレイ

 宮古市の委託を受けてJF宮古漁協(大井誠治組合長)が陸上養殖していたホシガレイが10日、2期目の初出荷を迎えた。昨年1月の採卵から1年8か月(20か月)の成育期間を経て出荷された20尾は、大きなもので700グラムまで達し、高値のものでキロ4500円で取引された。順調にいけば12月末までに、前年の2倍に当たる約1000尾の出荷を計画している。

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 ホシガレイの陸上養殖は、宮古市が昨年度から調査事業として宮古漁協に生産を委託し、今年で2期目を迎えている。市としては秋サケをはじめ沿岸魚種の不漁が長引く中で、地元沿岸漁業の新たな収益確保につなげる狙いが[....]