久慈市漁協「久慈育ち琥珀サーモン」

2021年7月28日

美しい身の色には「琥珀」の名がぴったり

 岩手・久慈市で養殖されているギンザケが「久慈育ち琥珀サーモン」のブランド名で売り出されることになった。JF久慈市漁協(皀健一郎組合長)が実施する試験養殖の最終年度に合わせたブランド化の一環。すでに商標登録の手続き中で、完了次第、関連商品の販促に活用して差別化を図る。

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 試験養殖は地域経済を支える秋サケの不漁が続いていることを受け、久慈市漁協が市の支援やニチモウの協力を受けながら、県から期限付きで許可を得て一昨年4月から実施している。期間は来年3月末までの3年間で、1年目は約18トン、2年目は約39トンを生産。今年は来月上旬までに約200トンを予定している。[....]