東北3県の秋サケ沿岸漁獲量は、岩手が11月下旬に若干持ち直して期待をつないでいるが、11月末時点で宮城県はすでに終盤を迎えて前年と大差なく不漁が確定。青森県は集計待ちとなっている。 「東北3県の秋サ[....]
冬の需要期を迎えたマダラが北海道で大量に漁獲され、首都圏の魚市場などでも安値で取引されている。昨年に続く豊漁で、不漁や円安で多くの水産物が高騰している中、数少ない値下がり品として注目され、スーパーな[....]
北海道漁連は、今シーズンの北海道の秋サケ漁獲量について、11月末の7万8846トンをもって集計を終えた。極度の不漁だった前年を65%上回り、4年ぶりの好漁となった。 「北海道の秋サケ水揚げ日報(11[....]
全国海水養魚協会がこのほど発表した9月1日時点の在池尾数は、ブリが前年同期比23・7%増の3578万尾、カンパチは2・8%減の1418万尾、フグは3・4%増の549万尾だった。ブリは昨年春の記録的な[....]
首都圏の卸売市場に本拠を置く水産卸のうち上場会社5社の2023年3月期第2・四半期決算が出揃った。国産魚では養殖魚の減産や天然魚の不漁、輸入魚では急激に進行した円安ドル高の影響などで急上昇した魚価が[....]
アラスカのサケ・マス漁獲統計は既報(11月14日付)の通り、アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)の最終結果として今シーズンの概要が発表されているが、不漁年のマスならびにチャム(シロザケ)については、最終[....]
気温が下がる頃は、魚がおいしくなる頃。養殖のブリ、カンパチも最大の需要期である年末を前に、脂をため込み、おいしく育っている。今期の出荷分は、昨年春の「歴史的な不漁」といわれた天然モジャコの成魚。人工[....]
昨年一気に冷え込んだタコ市況だったが、今年はタコだけではなく、さまざまな水産物の魚価が上がっている状況もあり、今年の年末商戦を予想する見方はさまざまだ。今年は北海ミズダコが不漁で高値推移、年末商材と[....]
北海道の秋サケ漁1日の水揚げは、前日の休漁明けの分もまとまって779トンとなり、同日までの累計漁獲量は7万5000トンを超えた。すでにピークを過ぎて、一部では切り上げ始めていることで今後の水揚げは日[....]
宮城・女川町の海岸広場で23日、「おながわ秋の収獲祭」(実行委員会主催)と銘打ったイベントが開催された。新型コロナウイルスの影響で過去2年開催できていなかった恒例の「秋刀魚収獲祭」に代わるイベントで[....]
北海道産の天然ブリが小売店の拡販商材として存在感を増している。秋サケ狙いの定置網漁業者にとっては混ざって獲れる?2番手の魚?だったが、ここ数年は漁獲量が高い水準で推移。今年は早くから脂乗りに優れた良[....]
食品スーパーの業界3団体(全国スーパーマーケット協会、日本スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマーケット協会)がこのほどまとめた2022年「スーパーマーケット年次統計調査報告書」によると、カテ[....]
宮城県石巻市の石巻魚市場で19日、漁業情報サービスセンター(JAFIC)が水産関係者との意見交換会を開いた。サンマやイカ、秋サケなど、秋に盛漁期を迎える多くの魚種に不漁が続く中、まとまった漁獲に期待[....]
生鮮カツオの水揚数量をめぐる主要港の首位争いが終盤までもつれ込む異例の展開となっている。理由は夏場以降の漁獲不振に伴う王者・気仙沼港の伸び悩み。例年なら大量に積み足して秋を待たずに独走状態となるが、[....]
宮城県名取市閖上のゆりあげ港朝市で25日、炭火で焼いたサンマを無料で振る舞う「さんま祭り」が開かれた。不漁の影響で例年よりも1か月遅れの開催となったが、秋の味覚を求める大勢の家族連れで賑わった。[....]
アラスカのマスは、9月に入ってサウスイースタン(SE)42万尾、プリンスウィリアム湾(PWS)16万尾など全体で61万尾の追加にとどまりほぼ終漁した。コディアックとその他に含むロアークックが予想外に[....]
米国アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)の集計によると、9月3日現在のサケ・マス漁獲実績は1億5263万尾で、前年同期比29・2%の減少。不漁年ながらもマスも終漁色を強めており、残すは終盤のギンやチャム[....]
ロシア極東8月25日現在のサケ・マス漁獲量は別表の通りで、不漁年のマスは前年同期の3分の1ほどに落ち込み、ベニは2割ほど増加した。マス不漁年で全体では4割強にとどまっており、2年前の同期と比較しても[....]
自民党水産部会・水産総合調査会合同会議が23日、自民党本部で開かれ、水産庁が示した2023年度水産関係予算概算要求案、税制改正要望案、水産庁組織・定員要求案などを原案通り承認した。来年度予算要求額の[....]
ロシア極東のサケ・マス漁は中盤以降やや伸び悩み、西カムチャツカのベニが止まったほか、不漁年のマスも2年前の同期を下回っている。マスが豊漁だった前年同期比では、全魚種合わせた漁獲量は4割強にとどまって[....]
アラスカのサケ・マス漁は、前半のベニが終わって中盤以降マスやチャム(シロザケ)の漁獲が上向いているが、マスは豊漁年の昨シーズンを下回っているのは当然としても、2年前の不漁年を大きく上回っており、チャ[....]
刺身・寿司は水産界で最強のファストフードとして、魚調理離れが進んだ現代でも人気を集めてきた。しかし、新型コロナウイルス感染拡大に伴う買い物頻度の低下や不漁・買い負けの深刻化による仕入れ値の高騰で、従[....]
秋に盛漁期を迎える主要6魚種の来遊見通しが出揃った。年々深刻化している不漁・魚体の小型偏重を一変させるような明るい材料には乏しかったものの、マサバで盛漁期の前倒しが期待されているほか、低水準ながら秋[....]
アラスカのサケ・マス漁は、8月を境に漁獲の主力がベニザケからマスに切り替わったものの、マスは不漁年でまとまりを欠き、後半は全体的に伸び悩み傾向を強めている。ベニこそ新記録となったブリストル湾を中心に[....]
静岡県漁連の薮田国之会長(南駿河湾漁協組合長=写真)に7月下旬、最近の漁業情勢や取り組みなどについて聞いた。 ◇主要魚種の不漁などが続いていますが、県下の漁業情勢について現状はいかがですか。 ◆[....]
3面を海に囲まれ、豊かな水産資源に恵まれてきた水産先進県・青森。しかし近年、主力魚種のイカをはじめサケなどの主要魚種の不漁が漁業者の経営を苦しめている。加えて長引く新型コロナウイルスの影響で、生産だ[....]
ベニの漁獲はロシア極東カムチャツカ方面でも順調だ。25日までの漁獲状況では、東カムは1万4138トン、西カムは8722トンで、合計2万2859トンと2万トンを超えた。前年同期の2・3倍で、過去2年続[....]
アラスカのサケ・マス漁は、ブリストル湾のベニザケが5800万尾台に乗せて最終盤を迎えたのに対し、代わって不漁年ながらカラフトマスがまとまりだした。米国アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)によると、現地2[....]
昨今の海洋環境の変化は著しく、これまで食卓に当たり前に並んできたような水産物でも、不漁に悩まされている。資源減少による魚価の高騰も顕著で、一部ではその魚を食べる文化そのものの存亡も危ぶまれる事態とな[....]
昨今の海洋環境の変化は著しく、これまで食卓に当たり前に並んできたような水産物でも、不漁に悩まされている。資源減少による魚価の高騰も顕著で、一部ではその魚を食べる文化そのものの存亡も危ぶまれる事態とな[....]