水産のSKU減少傾向、22年スーパー年次統計

2022年10月25日

 食品スーパーの業界3団体(全国スーパーマーケット協会、日本スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマーケット協会)がこのほどまとめた2022年「スーパーマーケット年次統計調査報告書」によると、カテゴリー別にみた商品の最少管理単位(SKU)数で過去1年、非食品と並び水産が減少傾向にあることが分かった。国産魚の不漁や輸入魚・養殖魚の高騰での調達難が露呈した形。反対に惣菜の増加率が最大となった。

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 調査は7?8月に郵送とウェブ併用で行われた。流通3団体所属企業198社と未所属企業が103社の合計301社が回答を寄せている。基本的な分析は、回答企業の保有店舗数の変化による影響を除いた「業界推計値」を用いている。[....]