北洋開発協会によると、ロシアの政党「公正ロシア」は、国内のサケ・マス魚卵の価格が、日本の秋サケ不漁に伴う輸出需要の増加により、高騰していると指摘。政府に対し、魚卵輸出の抑制などの対応を求めているとい[....]
北海道の不漁が固まる一方、序盤を迎えた三陸方面が加算され始めた10月末時点での全国秋サケ漁は前年同期を3割方下回る1608万尾、5万4674トンにとどまる。各道県の集計によると、北海道は1455万尾[....]
北海道の秋サケ定置網漁は2年連続の記録的な不漁に陥っているが、今年は10月20日現在の3年魚の来遊数が約110万尾と前年同期(約24万尾)の4・6倍で推移しており、動向に関心が集まっている。[....]
近海カツオ一本釣り日本一の南郷町(宮崎県日南市)をアピールしようと、「カツオ一本釣りナイト」が10月26日、東京・丸の内の商業施設KITTEで開かれた。同町の漁業者らが集結し、カツオ一本釣りの魅力や[....]
秋サケ不漁でイクラ価格が高騰する中、北海道内のサケ・マスふ化施設ではメスのサケから卵だけが抜き取られ持ち去られる事犯が相次ぎ、道は注意喚起とともに親魚の適切な管理を呼び掛けている。[....]
一部の浜値がキロ2000円を超えるなど異常事態に陥った今年の秋サケ漁も、北海道側は残すところ1か月余り。期待された10月中旬も結局奇跡は起こらず、逆に台風に見舞われた。道漁連の集計によると、10月2[....]
マグロは冷凍メバチの慢性的不漁で在庫不足が深刻。例年の2割高で推移している。冷凍メバチに引きずられて冷凍キハダも上昇し、赤身不足に陥っている。イカは世界的な不漁が続き、海外イカは軒並み上昇。100円[....]
主要な量販店・スーパーの2018年2月期第2・四半期(上半期)決算がまとまった。営業収益は多くの社が伸ばしたものの、近年に比べて伸びが鈍かった。粗利益を計画より稼げなかったことで、膨張する人件費など[....]
世界的な鮭卵不足が募り、北欧のトラウト筋子もかつてない高値を強いられる可能性が強まっている。欧州マーケットで消費するイクラ向けの原卵価格が高騰しているためで、日本が筋子向けに調達できる原卵は昨年より[....]
道漁連が連日発表している漁獲速報によると、秋サケの1の6日現在の水揚量は4万1100トンと何とか4万トン台に乗せたものの、昨年同期比ではなお33%減と低調。昨年も異例の不漁だったのが、そこからさらに[....]
築地市場における9月の大バチ(40キロ上)上場量は1万3584本(前年同月比23・1%減=時事通信社調べ)だった。慢性的な不漁による在庫薄から、西経・太平洋産の相場はさらに上昇し、キロ1150円を超[....]
漁業情報サービスセンター(JAFIC)は10日、全国有数のサバの水揚量を誇る石巻市内で、イワシやサバの資源や漁海況について水産関係者との意見交換会を開いた。秋に盛漁期を迎える多くの魚種で不漁が続く中[....]
第48回衆院選が10日公示され、22日の投開票日に向けて選挙戦がスタートした。大日本水産会、JF全漁連が支持を表明している自民党は、10日付でまとめた総合政策集2017「J?ファイル」の中で水産業の[....]
北海道の秋サケ来遊数は9月末現在で河川捕獲も含め約723万尾と記録的不漁に終わった昨年の6割程度で推移しているが、道総研さけます・内水面水産試験場によると、今のところ、主群となるべき4年魚は日本海海[....]
米国アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)によると、アラスカのサケ・マス漁は、速報値2億1917万尾で終了した。マス不漁年の昨年より94・8%増えてほぼ倍増したが、マス豊漁年の2年前との比較では18・3%[....]
漁業情報サービスセンター(JAFIC)によると、全国主要調査港における8月1日?9月27日までの生鮮サンマ水揚量は1万7032トン(前年同期比55%減)となり、昨年から半減した。10月以降は大きな好[....]
責任あるまぐろ漁業推進機構(OPRT)と全水商連は今年も協力し、「天然・刺身マグロキャンペーン」を展開する。10月10日の「まぐろの日」に合わせ10月1日から10日まで。 標語は「春夏秋冬 マグロ[....]
東京・築地市場で12日、築地で最後となる「年末商品七社合同展示会」が開かれた。イクラの高騰やカニやカズノコも上回る高値。逆風の中、各社知恵を絞りながら年末商戦に期待を込めた。 綜合食品の野中昭三社[....]
中西部太平洋のメバチの資源評価が、前回評価(2014年)の「過剰漁獲かつ乱獲状態」から一転、「過剰漁獲でも乱獲状態でもない」に変更されそうだ。しかし、日本の漁業者の現場感覚では、メバチは慢性的な不漁[....]
ピークだった2001、02両年には年間380万トンにも達した輸入水産物だが、すでにそこから4割近くも落ち込み、海外マーケットで“買い負け”が募る日本市場。ただでさえ不足する水産資源だが、果ては国産原[....]
農林水産省が18日に公表した2016年の水産加工統計調査によると、食用加工品生産量(焼きノリ、味付けノリ除く)は前年から3%減の163万347トン、ラウンド形態やフィレーなどで凍結した生鮮冷凍品の生[....]
秋に盛漁期を迎える主要魚種の来遊見通しが出揃った。近年来遊量の多いサバは加工向きのサイズへの成長が見込まれ、日本沿岸に来遊しやすい海況と合わせ、今秋漁の主役となりそうだ。サンマも全体としては昨年を下[....]
答志島に来て3回目のサワラ流し網漁期を迎えた。1年目は「こんなことは初めて」というほどの豊漁で、これは1年限りかと思っていたが、2年目も豊漁が続き、何と今年もいきなり初日から大漁で、その後も順調に漁[....]
タイ国バンコクの冷凍カツオ相場がトン当たり2000ドル(約1・8キロサイズ)を超え、過去最高値の2300ドルに迫る上げ相場をみせている。 節加工業者が集まる焼津、枕崎、山川の冷凍カツオ相場もキロ2[....]
漁業情報サービスセンター(JAFIC)は2日、岩手・大船渡魚市場で開催した水産関係者との意見交換会で、今漁期前半のサンマ来遊予想を発表した。漁況は9月上旬から上向き、漁場は昨年よりも沿岸に近く操業し[....]
道東サンマ流し網漁は、事前の予想通り不漁の様相を呈している。例年同様の傾向で、産地関係者は「7月にサンマ(を売る)という意識は薄れている」と冷静に受け止めている。8日に解禁、10日に釧路、花咲で初水[....]
水産庁の「冷蔵水産物流通統計」によると、イクラや筋子の塩蔵鮭卵在庫は5月末、5年ぶりに全国で3000トンを割り込んだ。東日本大震災直後の不漁などでイクラが減産した2012年以来の少なさとなっている。[....]
沖縄県産モズクの今漁期生産が3年連続不漁で価格が急騰、キロ200円を超す近年にない高値も飛び出す状況となった。中間流通業者の高値買い付けが目立ち、生産者の組合ルート外販売も増加。組合も170円に買い[....]
米国アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)によると、ブリストル湾のベニザケ漁獲量は現地2日までに650万尾まで積み上がったものの、今年は集計そのものに不明点が多く、例年以上に好・不漁の判断が見極めにくい展[....]
イカの安定供給に向けた協議会が6月30日、水産庁で開かれた。生産者団体、加工関係団体、研究者、行政担当者ら約30人が出席し情報を共有。生産側は中国・北朝鮮船による違法操業対策を、加工側は原料高騰を背[....]