2023年8月25日
許可枠15隻、入漁料2000㌦
前年と同条件で合意
モロッコ水域内で操業する我が国マグロはえ縄漁船の操業条件などについては、「日・モロッコ漁業協定」に基づき、毎年、日・モロッコ間で協議しています。今年の協議は、6月14~15日に、日本の東京で開催されました。
今回の協議では、日本側代表を鹿田水産庁資源管理部国際課海外漁業協力室長が務め、モロッコ側代表は、ドリウォッシュ農業・海洋漁業・地方開発・水資源・森林省次官(海洋漁業局担当)が務めました。
また両国の水産当局をはじめとした関係省庁や業界団体の代表者が出席しました。協議の結果、我が国マグロはえ縄漁船の2023年の操業条件については、前年と同じ条件とすることで合意しました。
今回の会議には日本側から鹿田水産庁資源管理部国際課海外漁業協力室長(代表)、日本かつお・まぐろ漁業協同組合の関係者ほかモロッコ側からドリウォッシュ 農業・海洋漁業・地方開発・水資源・森林省次官(海洋漁業局担当)ほかが出席して行われました。
具体的な合意内容ですが、23年のモロッコ水域における我が国マグロはえ縄漁船の主な操業条件は、
(1)許可枠:15隻
(2)入漁料:2000米ドル/隻/年
(3)ライセンス料:4万9500ディルハム/隻/年
となっています。
以上、今回は「日モロッコ漁業協議」の結果についてお伝えいたしました。
(水産庁国際課)