2022年12月2日
■許可数は15隻に入漁料は2000?
モロッコ水域内で操業するわが国マグロはえ縄漁船の操業条件などについては、「日モロッコ漁業協定」に基づき、毎年、日・モロッコ間で協議しています。
今年の協議は、6月6?7日に、モロッコのラバトで開催されました。今回の協議では、日本側代表を鹿田水産庁資源管理部国際課海外漁業協力室長が務め、モロッコ側代表は、ドリウォッシュ農業・海洋漁業・地方開発・水・森林省事務次官が務めました。このほか、両国の水産当局をはじめとした関係省庁や業界団体の代表者が出席しました。
協議の結果、わが国マグロはえ縄漁船の令和4年(2022年)の操業条件については、前年と同じ条件とすることで合意しました。
会議の出席者は日本側:鹿田水産庁資源管理部国際課海外漁業協力室長(代表)、日本かつお・まぐろ漁業協同組合の関係者ほか。モロッコ側:ドリウォッシュ農業・海洋漁業・地方開発・水・森林省事務次官ほか。
22年のモロッコ水域におけるわが国マグロはえ縄漁船の主な操業条件は
(1)許可枠:15隻
(2)入漁料:2000米ドル/隻/年
(3)ライセンス料:4万9500ディルハム(約64万円)/隻/年
となっています。
以上、今回は「日モロッコ漁業協議」の結果についてお伝えいたしました。
(水産庁国際課)