[1143]みなみまぐろ保存委員会(CCSBT)

2024年2月14日

年次会合の結果について

24~26年の毎漁期TAC3000㌧増

日本配分は1050㌧増に

 今回は昨年10月9~12日に、韓国の釜山において開催されたみなみまぐろ保存委員会(CCSBT)年次会合の結果についてお知らせします。みなみまぐろ保存委員会は、ミナミマグロの保存および最適利用を目的として1994年に発効した地域漁業管理機関(RFMO)で、わが国は発効当初から加盟しています。

 この会合には、わが国をはじめ、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、インドネシア、南アフリカおよび台湾の7か国・地域が出席し、わが国からは、川島水産庁資源管理部参事官のほか、水産庁、外務省、国立研究開発法人水産研究・教育機構及び業界から関係者が出席しました。

今年の年次会合では、ミナミマグロの総漁獲可能量等の保存管理措置を議論し、主な結果は次のとおりです。

 1. ミナミマグロの総漁獲可能量(TAC)

 科学委員会からの勧告に従い、令和6年(2024年)から令和8年(2026年)までの毎漁期のTACを現在から3,000トン増加の20,647トンとすることが合意されました。

 2.ミナミマグロの国別配分

 令和6年(2024年)から令和8(2026年)までの毎漁期の国別配分は以下の表のとおり合意され、わが国の配分は現在から1,050トン増の7,295トンとなりました。

 3.次回年次会合

 令和6年(2024年)10月に台湾で開催される予定です。

 (水産庁国際課)