道南・渡島管内を中心に漁獲が増加傾向にあるブリの需要を喚起し、漁業者の所得向上と、イカ加工業者の補完原料としての活用につなげようと、北海道渡島総合振興局は1日、函館市内の漁協や水産加工団体、行政の関係[....]
量販店・スーパーの主要業界団体の2017年度統計がまとまった。強化を図っている食料品(食品)が引き続き伸びる中、水産品(水産)は2年連続で前年割れとなった。16年に比べて若干回復したものの、近海魚の[....]
日本養魚飼料協会がまとめた2017年度(17年4月?18年3月)のウナギ用飼料生産実績によると、年間累計は2万8751トン(前年比98・4%)と、最終月で16年度を割り込んだ。シラスウナギ不漁に伴う[....]
主な量販店・スーパーの2018年2月期決算が出揃った。食品スーパー(SM)は、売上高既存店比で前年割れが目立ち、人件費、光熱費、新店・改装費用が膨らんで軒並み減益となった。不振に苦しんでいた総合スー[....]
水産庁は5日、2月20日に開かれた2017年度第4回まぐろ需給協議会(座長・婁小波東京海洋大学教授)によるマグロ需給を発表した。それによると、17年の刺身向けマグロの年間供給量は28万トンの見込みで[....]
東京・築地市場水産卸7社の2017年度取扱高がまとまった。数量は9年連続減の46万6575トン(4・5%減)。魚価高の恩恵も限定的で、金額は3年連続減の4556億7000万円(1・2%減)だった。マ[....]
暮れのカズノコ商戦に大きく影響する北米抱卵ニシン新漁は、米国アラスカ・サウスイースタン(SE)のまき網が想定外の不漁に陥ってしまったことで、ブリストル湾の漁を前に番狂わせが生じている。この先に控えて[....]
日本養魚飼料協会がまとめた2018年2月の飼料生産量の内訳によると、ウナギ用飼料生産は月間1342トン(前年同期比74・6%)と、5か月連続で前年割れした。減少幅が2割を超えたのは2か月連続。シラス[....]
JF全漁連は19日、2017年の国内イカ類の「需給表」を発表した。国産スルメイカが極度の不漁に見舞われた中、供給量は記録のある1984年以降4年連続で最少記録を更新。需要量も供給量を上回るペースで減[....]
漁済連のまとめによると、昨漁期のサンマ棒受網漁業への「ぎょさい」と「積立ぷらす」の支払いが14億円に上る見込みであることが分かった。水揚量が前期比30%減の大不漁であったものの、水揚金額は単価の高騰[....]
今年も伊勢湾のイカナゴ漁の季節が近づいたが、さっぱり魚のいる気配がなく、これで3年連続の禁漁になるのは確実と漁業者は諦め顔。それにしても数量管理の優等生といわれたイカナゴ資源がこれでは、人間の力も自[....]
漁獲低迷による原料価格の高騰で、イカ加工業が苦境に立たされている。昨年は国産スルメイカの漁獲が史上最低の5万トン台にとどまり、海外イカも激減。欧州や中国にも買い負ける状況で、あまりの高値に「大衆魚と[....]
今年も伊勢湾のイカナゴ漁の季節が近づいたが、さっぱり魚のいる気配がなく、これで3年連続の禁漁になるのは確実と漁業者は諦め顔。気になることがある。それは私が答志島に来たその年からイカナゴが全然獲れなく[....]
東アジア全域においてニホンウナギの稚魚が記録的不漁の様相の中、輸入ウナギへの依存度が高まっている。財務省の貿易統計によると、稚魚の不漁が認知され始めた昨年12月の中国・台湾の輸入活鰻の搬入は、前年同[....]
JF全漁連のまとめによると、昨年の全国のスルメイカ水揚げは生鮮、冷凍合わせて5万3963トンと不漁だった前年をさらに15%下回った。全漁連の記録に残る1984年以降では、現在より集計対象が少なかった[....]
全国さんま棒受網漁業協同組合(全さんま、八木田和浩組合長)は、史上初の3年連続不漁を受けて1月下旬の理事会で公海サンマ操業の今後を協議し、国内流通を考慮し全量海外販売してきた公海サンマ実証事業の漁獲[....]
北海道は1月31日、2017年の漁業生産状況(速報)を発表した。数量は約84・5万トンと前年より2%減少、金額は約2750億円と前年より7%減少する見込み。16年は約86万トンと1958年の統計開始[....]
財務省が30日に発表した2017年12月の通関統計によると、水産物は輸入・輸出とも年間実績で大きく改善した。輸入は国際価格高騰で調達コストが膨らみ、過去3番目の年間1兆7000億円台を回復。輸出は1[....]
2月から本格化する噴火湾渡島地区6漁協のホタテ加工貝の水揚げ計画が出揃った。合計で5万1500トンと、1万トン未満に大減産した前年度(2016年10月?17年5月、9557トン)から「V字回復」を果[....]
日本鰻輸入組合の「2018年 新春鰻情報交換会」詳報?は、加工鰻での議論の要旨を紹介する。ニホンウナギ稚魚の大不漁による活鰻動向を聞いていると、中国で養殖されたニホンウナギはほとんど活鰻に回り、ニホ[....]
漁業情報サービスセンター(JAFIC)によると、2017年の主要調査港の水揚げはマイワシとサバ類を除く主要魚種で軒並み不漁となった。「マイワシとサバ類の資源量と水揚量が増加する一方、カタクチイワシ、[....]
水産庁は12日、記録的な不漁が続くスルメイカの2018年漁期漁獲可能量(TAC)について、過去最低の9万7000トン(前年比29%減)とする案を示した。同制度開始以降16年から3年連続で過去最低の数[....]
北海道は9日、昨年の道内秋サケ漁獲最終速報(12月31日現在)を発表した。根室やえりも以東海域の極度の不漁により、漁獲尾数は前年比33%減の1573万尾と1980年(1378万尾)以来の低水準となっ[....]
漁業者の相互扶助の理念に基づき、自然災害や不漁による損失を補填し、中小漁業の再生産と漁業経営のセーフティーネットとして大きな役割を果たしているのが「ぎょさい」(漁業災害補償制度)だ。昨年は「ぎょさ[....]
昨年の北海道の漁業生産量はホタテの減産が続き秋サケをはじめ、サンマ、スルメイカなどの主要魚種が、不漁だった一昨年をさらに下回り2年連続で100万トンを割り込み、過去最低水準から抜け出せない見通しだ。[....]
サンマを素材とした郷土料理を復活させ「ソウルフード」にすることを目指す福島県いわき市の「小名浜さんま郷土料理再生プロジェクト」(上野臺優会長)が「さんまポーポー焼き」と「ふわっとみりん干し」を発売し[....]
北海道定置漁業協会(阿部滋会長)主催の2017年度定置漁業振興会議が14日、札幌で全道の定置漁業者ら400人以上が参加して開催された。今年の秋サケ漁は平成以降最低だった昨年をさらに大きく下回る歴史的[....]
中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)が3?7日に、フィリピンのマニラで開かれ、今年8月に北小委員会で作成した太平洋クロマグロの保存管理措置が採択された。日本が提案したメバチやカツオの不漁対策につ[....]
資源の低下で、2014年から禁漁措置が取られていたノルウェーのシシャモ漁が、来年解禁となる。シーズン前に不漁と言われた今年のアイスランドが、結果的には大漁で、前のめりに数量を買い付けてきた日本側にし[....]
イクラの小売価格がとうとうキロ3万円を超えた。東京都内の高級住宅街を擁する私鉄沿線で、食品を中心に展開する中堅スーパーの北海道産塩イクラの小売価格が12月上旬、1パック20グラム当たり598円で販売[....]