<サケ・マス特集>供給編/「日本外し」が加速する恐れも

2023年4月28日

昨年5月から今年4月までの、いわゆるサケ・マス年度で集計した国内の年間供給量は、水産経済新聞社の試算で42万3980トンとなり、前年を2・4%上回った。半面、ここから予想される輸出向け1万4000トンと4月末在庫を9万5000トンと仮定し、供給量から差し引いた国内総消費量は31万4980トンと推定される。消費量は逆に3・5%減少する見通しで、前年度に続いて近年最低を更新するものと推察される。[....]