2023年1月6日
全国の消費地市場で5日、一斉に2023年の初市が開かれた。東京・豊洲市場の生鮮マグロ卸売場の初セリでは、東都水産(株)が上場した青森・大間産の本マグロ212キロ物がキロ17万円(昨年8万円)、一本値3604万円(1688万円)と、前年のほぼ倍値で落札された。
「銀座おのでら」を運営しているONODERA GROUPと組む仲卸の(株)やま幸が3年連続で一番マグロをセリ落とした。
従来の最高価格は豊洲市場開場後の最初の初セリだった19年のキロ120万円、一本値3億3360万円。翌年以降は前年を下回り続けていたものの、4年ぶりに前年を上回った。
生鮮マグロ全体の上場本数は、230本(昨年は307本)にとどまっている。[....]