2021年9月8日
東京・豊洲市場の移転事業が一段落したことを受け、本紙では2020年9月から21年8月まで連載「豊洲市場 水産物流通の心臓部」を掲載し、市場の将来を担うであろうキーマンの市場人に豊洲市場の果たす役割と現状、活性化で目指すべき将来像で話を聞いた。連載11回の締めくくりとして8月23日、連載に登場した主要水産関係者を招いて場内の講堂で座談会を開き、連載記事を下敷きに改めて議論を深めた。浮き彫りになったのは「イノベーション」の必要性だった。当日の内容を詳報する。
<出席者>
【水産卸代表】中央魚類?代表取締役社長・伊藤晴彦氏
【水産仲卸代表】?マルテル美濃桂代表取締役社長・伊藤晃彦氏
【売買参加者代表】?オオゼキビジネスイノベーション事業本部部長・座田英明氏
【司会】東京海洋大学副学長・婁副学長[....]