水経・UMITO共催シンポ、水産未来へ熱く討議

2024年3月7日

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あいさつする鈴木財務大臣㊨と石破総合調査会長

 シンポジウム「水産未来2024」((株)水産経済新聞社、(株)UMITO Partners共催)が5日、東京・千代田区の海運クラブで開催された。水産業の「新たな価値のヒント」を探ることをテーマに、ブルーカーボンの可能性や課題、水産物の付加価値を社会や消費者にどう届け伝えるかについて、現場の漁業者から消費者に近い外食企業の担当者が熱く語り合い、水産業の未来を共有した。

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 パネル1では、ブルーカーボンや生物多様性に向け現場が何ができるかを議論。沿岸漁業者でJF全国漁青連の川畑友和会長(鹿児島、定置網漁業)は「人手不足の中、藻場減少に歯止めをかけるために若手漁業者ができるのは、先輩漁師とうまくコミュニケーションを取りながら、一般企業などとの連携を進めること」などと話した。[....]