国際ふぐ協輸出拡大協、シンガポール向け輸出再開

2022年9月27日

吉田社長?と大塚社長による刺身の実演も行われた

 国際ふぐ協会と水産物・水産加工品輸出拡大協議会はシンガポール向けに養殖フグの白子、ヒレなどの輸出が再開したことを記念し、現地の外食関係者らを招待してレセプションをこのほど開いた。アンケートでは出席者全員が「フグを扱ってみたい」との回答を寄せ、今後の消費の盛り上がりに期待がかかる。

       ◇       ◇       ◇

 アンケートの結果では、日本産フグを扱いたいかとの質問に「はい」が54・5%、「強く思う」が45・5%で100%が希望した。最も好評だったのは白子料理で、寿司、刺身が続いたという。

 提供したのは、大分と長崎産の養殖トラフグを材料にした刺身、皮湯引き、白子蒸し、寿司、から揚げ、鍋、雑炊。数日前から仕込んでいた冷たいヒレ酒の乾杯で始まり、来場者は日本産養殖フグのおいしさを堪能した。[....]