世界の水産物生産量、コロナ禍も５００万トン増

2023年4月7日

世界の水産物総生産量推移

　２０２１年の世界の水産物生産量は約２億１８３０万トンで新型コロナウイルス禍にもかかわらず前年から約５００万トン増加した。国連食糧農業機関（ＦＡＯ）が４日、同機関の水産統計データを更新した。

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　世界の水産物生産量は、漁業が約９２３０万トン（２０年は９０７０万トン）、養殖が約１億２６００万トン（約１億２２７０万トン）で、それぞれ１６０万トン、３３０万トン増加した。漁獲量の増加は３年ぶり。アンチョビとマサバの漁獲増が寄与した。しかしながらピークの１８年９７２０万トンと比べると２１年は約４９０万トン減少している。また、養殖は１９６２年以後一貫して増加を続けており、２１年も過去最高を更新した。[....]