水産庁の冷凍水産物需給情報検討会(平成28年度第2回)のうちイカなどの動向は次の通り。 生鮮イカは利尻・礼文の周辺海域でまとまった漁獲があるが、それ以外の太平洋も日本海も不漁。6月の漁獲量はこの3[....]
北洋開発協会によると、ロシア極東のサケ・マス漁は好調で、8月30日現在の漁獲量は35万6500トンとなった。直近偶数(不漁)年の2014年同期を44%上回っている。主漁場はカムチャツカ地方で、漁獲量[....]
アラスカのサケ・マス漁は現地16日、全体の漁獲量がようやく1億尾を超えた。昨年は7月23日だったので、マス豊漁年の昨年から3週間半遅れ、2年前のマス不漁年と比べても12日遅い。 米国アラスカ漁業狩[....]
アラスカのサケ・マス漁は、後半主役のマスが不漁年の平均的水準を下回って低調に推移しているほか、チャムも一部を除いて伸び悩み、中盤以降の失速が甚だしくなっている。このまま終了に向かえば、これといったま[....]
米国アラスカのサケ・マス漁は、後半のマス来遊のヤマも低く終わりそうで、近年の不漁年の中でも低水準にとどまりそうだ。同州の8月13日までの漁獲量は、全魚種合計で9779万尾にとどまり、1億尾の大台を前[....]
カナダBC州のサケ・マス漁は、7月末現在226万尾となり、前年同期を上回っている。マスが好転しているものの、ベニは不漁年で昨年と大差なく推移している。[….] 「カナダBC州のサケ・マス[....]
アラスカのサケ・マス漁は、8月上旬の1週間でサウスイースタン(SE)を中心にマスがやや上向いた以外、とりたててまとまった漁獲はみられなかった。総じて来遊に勢いがなく、マスの不漁年ながらも局所的なまと[....]
アラスカのサケ・マス漁は、ベニザケがほぼ終息したのを引き継いで、チャム(シロザケ)やマスが盛漁期を迎えているが、チャムがおおむね好調なのとは対照的にマスは不振で、同じ不漁年だった一昨年の半減ペース。[....]
米国アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)によると、7月30日現在のサケ・マス来遊は急速に低下し、ベニは一帯の累計で5000万尾を超えたもののほとんど加算がなくなった。マスも不漁年で勢いが弱い。ブ湾ベニは[....]
アラスカのサケ・マス漁は、直近の数字でブリストル湾のベニがさらに伸びて最終的に昨年を上回る気配が濃厚。ベニ以外ではチャムも昨年同期を上回っている。不漁年のマスは予想通り昨年の4割にとどまっており、ト[....]
カナダBC州のサケ・マス漁は、南部バークレーに続いて先週ノース地区でも漁を解禁したが、初回漁獲は空振りだったようだ。今年は隔年の不漁年に当たるためレーザー河系のオープンが見送られる可能性が強いが、南[....]
米国アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)によると、4日のブリストル湾のベニザケ漁獲は109万5000尾と前日を下回り、期待に反して盛り上がりを欠く展開が続いている。独立記念日の4日は、好不漁を分ける天王[....]
世界的なサケ・マスの一大産地である北米アラスカの漁獲予想は今夏、マスの不漁年に当たることから、全体で昨年の6割にとどめる見通しだ。米国アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)が24日公表した漁獲予想によると[....]
平成28年漁期の日本国内におけるシラスウナギの池入れは、3月上旬までに国際的な取り決めによる割当量(21・7トン)の7割超の約16トンまで池入れが進んだもようだ。不漁年だった昨年より多いが、1月から[....]
39年ぶりのサンマ大不漁を受けての国内市場の不足分を補うため、2015年の冷サンマ輸入は、在庫が津波で流失した東日本大震災年(11年)に匹敵する規模で行われたもようだ。財務省の貿易統計によると、輸入[....]
2期ぶりの不漁だった前シーズンの序盤を下回る出足となった、平成28年漁期(27年11月?28年10月)のニホンウナギのシラスウナギ漁は、1月上旬にきて採捕ペースが上向いたもようだ。日本国内の池入れ数[....]
東京・築地市場における大バチ(冷凍メバチ40キロ上)の昨年12月上場量は2万9385本(前年同月比12・5%減)にとどめた。年末商戦にもかかわらず、慢性的な不漁で絶対量不足。相場は昨年、一昨年と比較[....]
【マグロ】メバチ減もインドで補填。 マグロは主力の冷凍メバチが慢性的な不漁から品薄で、東京・築地市場の12月上場量も前年同月比2割減となった。数量減から相場は高めで推移し、売れ行きは例年並み。また、[....]
日本国内では12月から始まる今シーズンのシラスウナギ漁の行方を占う、台湾のシラスウナギ漁が比較的順調な滑り出しとなっている。11月中旬の大潮を終え、20日ごろまでに「全島で300キロはまとまった」([....]
米国アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)は、今夏不発に終わったサウスイースタン(SE)地区のカラフトマス来遊について、来シーズンは不漁年の中でも順調な漁獲が予想されると発表した。 F&Gによると、予想[....]
東京・築地市場における大バチ(40キロ上)の10月上場量は2万1728本(前年同月比13・9%減)だった。1日の上場量で1000本を超えた日はわずか3日で、700本台にとどめる日も4日あった。慢性的[....]
今夏の米国アラスカのサケ・マス漁のうち、豊漁年として注目されたマスは結局、最大漁場のサウスイースタン(SE)の不発で、一昨年の記録塗り替えには至らなかった。 先般アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)より[....]
北米の塩蔵筋子は、主力のベニ子で昨年より3割近い大幅な値下げが奏効し、順調に吸い込まれているようだ。メーカー出し値も安値横ばいを踏襲しており、今のところ危なげない商戦を保っている。 関係者によると[....]
アラスカのサケ・マス漁は終わりに近づいているが、豊漁年に当たったマスも一部を除いて来遊が途切れ、最終的に2億尾に届かずに終わりそうだ。それでも漁獲尾数は1億8000万尾に迫っており、近年の漁獲実績の[....]
米国アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)の速報値によると、マスはプリンスウィリアム湾(PWS)で豊漁が続く一方、主力漁場のサウスイースタン(SE)は相変わらずのスローペースで、対照的に推移。SE以外はい[....]
アラスカのサケ・マス漁のうち、冷凍卵やイクラの生産を左右するマスとチャムの水揚げは、いずれも順調に積み上がっている。 米国アラスカ漁業狩猟局(ADF&G)の27日までの漁獲集計によると、マスは不漁[....]
米国アラスカ・ブリストル湾のベニザケ漁は、現地5日の漁獲量が一帯で68万尾に減少し、絶望的な段階に達した。豊漁が暗転、今度は記録的な不漁に陥る可能性さえ伝えられる。 米国アラスカ漁業狩猟局(ADF[....]
総供給量が50万トンを割り込んだのは、2000年度(平成12年度)以降で初めてのケース。既報の通り、チリギンを中心とした輸入物が予想以上に集まらず、秋サケやマスなど国産の水揚げも再び減産。前年度から[....]
平成27年3月の中国産加工鰻の輸入実績は814トンと、前年同月比31・5%増だった。1000トン超えした2月に比べて減ったが、3月単月としては過去2年を上回った。27年の1?3月累計は、前年より約1[....]
ウナギ用飼料の平成26年度の生産累計は3万455トン(前年比144・8%)と1・5倍に増加し、年間3万トンを上回った。3万トン超えは21年度以来5年ぶり。 近年のウナギ用飼料の生産は、ニホンウナギ[....]