2015年2月24日
塩蔵鮭卵(イクラ・筋子)の越年在庫は2年ぶりに前年同月を下回った。
速報値による12月末在庫は、産地在庫が1970トン、消費地在庫が4185トンの6155トン。産地在庫は前年とほとんど変わらなかったが、消費地在庫が5%ほど減ったことで、全体では3・3%下回った。
月末在庫が前年同期を下回るのは25か月ぶりで、国内生産が秋サケ漁の不振で伸び悩み、かつ輸入も低迷する中で増え続けてきた在庫が、ほぼ2年ぶりにようやく減少に向かい始めた[….]
「塩蔵サケ・マス卵の在庫推移」本紙参照