<私と捕鯨⑨>捕鯨の灯を消さないために

2023年6月27日

 歴代の議長が取り組んだ国際捕鯨委員会(IWC)での「和平交渉」はすべて失敗に終わった。クジラを資源とみなして、その持続可能な利用の容認を求める日本などのグループと、クジラをカリスマ的な特別な存在、環境保護の象徴とみなして、その捕獲を一切認めないグループの間の「和平」を実現しようとするのであるから、[....]