<イクラ>割安の露マスが消費をリード

2024年4月26日

 「イクラ」の語源はもともとロシア語の魚の卵に由来するというのは有名な話だが、秋サケの来遊に確たる期待がもてなくなって、国内の加工業者にとって本場ロシアの原卵は、なくてはならない存在になっている。ただ、今年の原卵は、ロシア・米国ともマス不漁年の年回りに当たり、供給量は大きく減少する見込み。鮭卵価格は上がりこそすれ、下がることはないと予想されている。[....]