2024年1月9日
東京・豊洲市場で5日、2024年の初セリが行われた。生鮮マグロ卸売場では、東都水産(株)が上場した青森・大間産の本マグロ238キロがキロ48万円(23年17万円)、一本値1億1424万円(3604万円)と、前年の3倍以上で落札。1億円を超えたのは4年ぶりだ。
「銀座おのでら」を運営するONODERA GROUPと組む仲卸の(株)やま幸が、4年連続で一番マグロをセリ落とした。単価、一本値ともに1999年以降、4番目に高い。最高値は2019年のキロ120万円、一本値3億3360万円となっている。
生鮮マグロ全体の上場本数は223本(昨年230本)だった。177キロの二番マグロも単価30万円と高値が付いた。
今年は初市業会のあいさつ前に、能登半島地震で被害を受けた犠牲者の冥福を祈り、黙とうをささげた。[....]