江東区民対象「仲卸売場体験会」開催、「夢市楽座」もPR

2023年9月7日

東卸スタッフの引率で、まずは買出人通路の歩き方を学ぶ参加者ら

 東京・豊洲市場の約460の水産仲卸でつくる東京魚市場卸協同組合(東卸、早山豊理事長)は2日、地元・江東区民を対象とした「豊洲市場水産仲卸売場体験会」を開催した。2022年度に続く取り組みで通算3度目。約9倍の倍率をくぐり抜け当選した46人が喧噪(けんそう)残る水産仲卸売場での買い物を楽しんだ。

 取り組みは午前8時からと午前8時30分からの2部制で行われた。物販店舗が集まる水産仲卸売場棟4階の「魚がし横丁」に集合した参加者に事前説明する中で、東卸の山中雅人総務部長代理は「460軒ある水産仲卸は、最近でこそ総合仲卸が増えたものの、魚種に特化して扱っている店が多い」と紹介。お試しで買う場合は「小売しないという店もあるのでまずは『買えますか』と声を掛けてみて、見て楽しんで買いたいお店を探してみて」などと話した。[....]