小型クロマグロ操業自粛、消化9割で連続超過回避へ

2018年1月25日

 水産庁は23日、太平洋クロマグロの小型魚(30キロ未満)管理で第3管理期間における日本全体の漁獲量が3201トンとなり、漁獲枠の3424トンを「超過する恐れが著しく大きい」として、すべての沿岸漁業者に操業自粛要請を出した。枠を余らせている都道府県がある中、2年連続で国際約束を守れない事態を回避しようと、管理期間を半年残し「苦渋の決断」(水産庁)を下した。[....]