大阪でターキッシュサーモン商談会

2023年2月8日

各テーブルでは活発な商談が行われた

 トルコ東黒海輸出企業協会(DKIB)は2日、大阪市内のホテルでターキッシュサーモン商談会を開催。トルコ商務省傘下のDKIBに所属し、ターキッシュサーモンなどを生産する11社が、関西の輸入事業者16社と生産数量や出荷サイズなど生産情報を収集、売買交渉を行った。商談会は1月31日に東京でも実施された。

 参加者からは、生産能力や加工技術を疑問視する声もあったが、近年は各国の養殖技術を取り入れ生産能力が向上。2?3キロサイズだった出荷サイズも、3・5キロサイズへと大きく成長。加工面でも、加工場の新設や衛生面の強化・充実が確認され、インフラ整備が進んでいるようだ。

 商談に参加した輸入事業者は「伝統的に親日国で関係性は良好。水産物全般にいえるが、需要があれば加工技術や生産能力は向上する。20年ほど前のチリに近く、5?10年で品質も上がってくると思う。輸入先としてのポテンシャルは非常に高い」と期待を寄せた。[....]