2023年2月2日
増産が計画されている養殖トラウトの販路を日本に求めようと、トルコ東黒海輸出企業協会(DKIB)に所属する生産者ら11社21人が来日し、1月31日に都内のホテルで日本の輸入業者らと商談会を開催した。2日には大阪市内でも同様の商談会をもち、一層の輸出拡大を狙う。
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トルコ産トラウトの日本の輸入量は昨年、冷凍のH&G(ドレス)で4244トン、フィレーで2212トンの合わせて6456トンと、ノルウェーを抜いてチリに次ぐシェアを獲得し、前年の3・6倍に急増している。
このほど来日したメンバーは、トルコ商務省傘下である東黒海輸出企業協会に所属するサケ養殖業者を中心とした関係者で、協会が管轄する沿岸4県(アルトビン、ギムッシュハネ、リーゼ、トラブゾン)を舞台に海面養殖などに取り組んでいる。[....]