国産養殖トラフグ、訪日客消費拡大へ 

2023年11月17日

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あいさつする前田部会長

 全海水のトラフグ養殖部会(前田若男部会長)は14日、大阪市内で、訪日客による国産養殖トラフグ消費拡大に向けたPRイベントを実施した。当日は旅行会社や飲食店など約30人を招待し、国産養殖トラフグの歴史と現状、養殖トラフグ生産者の熱い思いなどを説明。料理人による、てっさ作りの実演披露や、てっさ、てっちりなどの試食で、おいしさへの理解を求めた。

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 冒頭、前田部会長は「トラフグは50年ほど前から養殖されている。もっと若い人にも知ってもらいたいと、11月29日を『いいフグの日』に制定しており、PRしてほしい。販売先からは『トラフグを扱うと客単価が上がる。金もうけができる』と喜んでもらっている。皆さんにもぜひ扱ってもらいたい。本日は訪日客にも食べてほしいとの趣旨で実施した。海外からトラフグを食べに日本に来たいと言われるようにしたい」と話した。[....]