2024年4月16日
三重・尾鷲市の新規採用職員辞令交付式が1日に市役所2階会議室で行われ、今が旬の「春ブリ」が新職員10人に贈られた。尾鷲の春ブリのおいしさを全国の消費者に広く知ってもらうため、2022年度から実施している。
加藤千速市長は「1989年の市制35周年の際、モジャコから大きくなりブリへと出世するよう、尾鷲市の発展を願う意味が込められ、市の魚に制定された。新たに迎える職員に将来を期待する意味を込めブリを贈る。期待に応えがんばってほしい」と激励した。
市長からブリを受け取った代表者の向澤美耶さんは「今が旬の春ブリのように大きくて立派な職員になれるようがんばります」と決意を述べた。
新規採用職員に贈られた2尾は、3月31日に同市梶賀町の梶賀大敷(株)の定置網に掛かった全長80センチ、重さ8キロの天然物で、切身にして10人が持ち帰った。[....]