2022年9月30日
共同船舶(所英樹社長)は21日、東京・港区のThe Place of Tokyoで飲食店と問屋向けに鯨肉をPRする「くじらフェス2022TOKYO」を開いた。当日は200人を超える来場者があり、クジラ料理を新規で扱う飲食店の関係者らで賑わった。イベントの模様を紹介する。
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商業捕鯨が再開し、今年で4年目に入った。クジラ肉は低カロリー、低脂肪でありながらタンパク質が豊富。抗疲労効果などで知られる、アミノ酸成分の一種「バレニン」も豊富に含まれるなど機能性も注目される食材だ。
イベントでは、メーカーなど11社、飲食店4社が出展。クジラ専門店が手掛けた、クジラの部位ごとに調理したメニューなどが振る舞われた(メニューは別表)。「定番の料理だけでなく、部位の特徴に合わせたさまざまな食べ方を提案している。メニュー作りのヒントになれば」(共同船舶)。来場者からも「鯨肉は調理が難しく、どういった料理に向いているか分からない。さまざまな料理が試食でき勉強になった」と高評価だった。
メーカーもいち押し商品を紹介し、試食で自社製品の魅力をPRした。
このイベントは2023年2月に大阪で開催を予定している。来場は無料。事前登録制。[....]