全国各地で初セリ、ご祝儀ムード薄く

2021年1月6日

豊洲市場のマグロ売場に掲げられた「祝・初荷」ののぼり旗。

 新型コロナウイルスの感染が急拡大し、首都圏の1都3県に緊急事態宣言の再発令が検討される中で、全国の産地・消費地市場で4~5日、今年の初セリが行われた。飲食・宿泊などの業務筋需要が当面見込めないことから全般に弱気の商いとなり、例年のようなご祝儀ムードは希薄。年末から続くシケから入荷が減った天然魚も一部市場では相場が出ず、養殖魚や冷凍魚は総じて安い滑り出しとなった。

 最大の消費地市場である東京・豊洲市場では、一番マグロこそ過去7位タイのキロ10万円を付けたものの、国産の本マグロは全体的に前年より弱含み。輸入本マグロに至っては最高値を付けた北米産はたった1800円だった。鮮魚は前年比2割弱少ない入荷も、相場は軟調だった。[....]