NFオビリオ制御効かず

2013年5月16日

 カナダ東海岸NF(ニューファンドランド)地区のズワイガニ(オピリオ種)は、時間の経過とともにベールに包まれていた部分が炙(あぶ)り出されつつあり、それと同時に日本側の弱腰交渉が明らかになってきた。関係者は「もう歯止めが効かない」と半ばあきらめ気味で、調達数量を大幅に落とすことを示唆している。

 現地大手と日本側の交渉は、時間がたつにつれて不透明な部分がはっきりした輪郭をもって伝えられるようになり、結果的には4?8オンス単品でFOBポンド4・70ドル(米ドル、以下同)のフィックス(本成約)に至ったもようだ。[....]